協働のまちづくりの在り方へ理解深める(平成29年度)

更新日:2019年01月10日

市民、民間、行政の最適な関わりを探る

市民、民間、行政の在り方とそれぞれの関わり方の持論を説く福嶋さんの写真

市民、民間、行政の在り方とそれぞれの関わり方の持論を説く福嶋さん

羽咋市のまちづくりに関わる事例を紹介している写真

羽咋市のまちづくりに関わる事例を紹介

福嶋浩彦さんと池田健三郎さんが互いに意見を交わしている写真

福嶋浩彦さんと池田健三郎さんが互いに意見を交わす

4月30日、“共に考え共につくる 私たちのまち”と題したシンポジウムがコスモアイル羽咋で開かれました。市民活動団体“学びあい「5色の絵の具」※”が主催し、約50人の参加者が人口減少社会における協働のまちづくりの考え方について理解を深めました。
(注意)住民の力や思いを繋ぎ、人も地域も豊かになるための学びの場を提供することを目的に、今年1月に設立した市民団体。

基調講演では、元千葉県我孫子市長の福嶋浩彦さんが講師を務め、「行政が、単に人口減少に歯止めをかけていくとの考えで政策を行うのではなく、人口減少社会に適応した仕組みづくりを行っていく必要がある」と強調。“無作為抽出市民”による討議のメリットや議員全員で討議し、考えを生み出す議会の在り方の必要性を訴えました。
市民へのサービスの在り方については、「最も高い“質”でサービスを提供できる者が公共サービスの担い手となることが重要」と語り、行政、民間、それぞれの連携を最適にして、市民へのサービスの質の向上を図るべきと説明しました。

また、福嶋浩彦さんと経済評論家の池田健三郎さんが対談。行政と民間の在り方について互いに意見を交わし、参加者からの質疑応答も行われました。

シンポジウムでは、羽咋市のまちづくりに関連した事例紹介も行われ、“羽咋市市民憲章”の制定の経緯や“羽咋市市民憲章基金”の誕生過程について報告されました。続いて、千里浜町の高齢者サロン“おっちゃっ家”が高齢者の憩いの場として取り組んでいる事例が紹介されました。

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