能登上布唯一の織元 山崎麻織物工房

更新日:2025年12月24日

山崎麻織物工房は、約2000年前から伝わる、石川県無形文化財指定・能登上布 唯一の織元 の工房です。

工房の中は見学できます。(予約制)

【見学内容】

・代々受け継ぐ職人による手織り技術

・能登独自の櫛押捺染

・ロール捺染の手染めの伝統技術

【製作工程】

 

 

能登上布の公式HPはこちらのURLから↓

http://notojofu.com

電話番号  

0767-26-0240 

拝観時間

月〜金:午前9時半~午後5時

土 :午前10時~午後3時

拝観料 ※要予約

手織りの見学:無料

手染め、準備工程の見学、手染め体験:4000円

内観の様子

【工房の内観】

【櫛押し捺染風景】

能登の風土を映す能登上布と歴史

上布(じょうふ)とは上等な麻織物のことで、能登上布は日本の五大上布のひとつとされています。
約2000年前に、崇神天皇の皇女が中能登地方で機織りを教えたことが、能登上布の起源だと伝えられています。

江戸時代に技術向上を続け発展し、明治時代皇室の献上品に選ばれるまでになりました。昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり麻織物の県生産量が日本一になり、石川県無形文化財の指定も受けます。しかし戦後のライフスタイルの変化とともに現在山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元になりました。

羽咋市の邑知潟一帯は昔から麻が自生し、麻織物の産地でした。

麻の手織りからうまれるひんやり涼しい風合いや透け感や軽さ、能登独自の櫛押捺染やロール捺染と呼ばれる手染技術からつくられる緻密で凛とした経緯絣(たてよこがすり)、丈夫さ、シャリ感、光沢感、張り感が特徴の上質な夏着物を今も昔ながらの手織り・手染めでつくっています。能登の風土を映した落ち着いた色柄や独自の凛とした絣模様は、日常に溶け込み現代的な雰囲気が魅力です。

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階
電話:0767-22-1118 ファクス:0767-22-7195

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