太陽光発電システムの点検商法が急増!
更新日:2025年06月19日
「点検が義務化された」などと言われても、安易に契約せず、まずは要否を確認
全国の消費生活センターには、「事業者から太陽光発電設備の点検は義務化されていると言われたが本当か」「太陽光パネルの無料点検をすると電話があり、点検したら高額な契約を勧誘された」という相談が増えています。
2022年度から2024年度ではそれぞれ前年度約2倍で2年間で4倍に急増中
太陽光発電システムは、電気事業法や再エネ特措法等の法令に沿って適切に維持管理することが求められますが、点検義務の対象になるかは、再エネ特措法に基づくFIT制度・FIP制度の利用の有無や出力等により異なります。効率的に・安全に利用するためには、定期的な点検を行うことが重要ですが、「点検が義務化された」など契約を迫るセールストークには慎重に対応する必要があります。
アドバイス
〇事業者から「点検が義務化された」などど言われても安易に契約せず、まずは点検の要否を確認しましょう。
〇太陽光発電システムの点検やメンテナンスの契約をする場合は、その場で契約せず複数社から見積もりを取り検討しましょう。
〇所有者の皆様は、まず、ご自身の設備がどの様な状況であるか、ご確認されることをお勧めいたします。
不明な場合は販売店・施工店またはメーカーに確認するようにしましょう。
また、もし知らない業者から点検を勧められたら即答は避け、慎重にご判断されることをお勧めします。
一般社団法人太陽光発電協会から、太陽光発電設備の点検に関する注意喚起と点検Q&Aが掲載されています。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
羽咋市消費生活センター(商工観光課内)
〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階電話:0767-22-5941