〇20代が狙われている!?遠隔アプリを悪用して借金をさせる副業・投資の勧誘に注意
更新日:2024年10月23日
動画サービスやSNSに現れる広告から簡単に確実にもうかるとして副業や投資サイトを利用してトラブルになる事例があります。特に20歳代の若者の場合、支払いのために借金をさせられる事例が多く寄せられています。「お金がない」と断った消費者に対して遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる手口が目立ちます。
遠隔操作あぷりとは
自分のスマホやパソコンに遠隔地の第三者が接続して、両者が画面を共有しながら操作を行うアプリのことを指します。これを悪用して消費者の端末が事業者に画面共有された状態で事業者から指示させられる事例が多くみられます。
事例
動画投稿サイトで広告を見て、副業サイトにアクセスし無料通話アプリに友達登録した。事業者から電話があり、「詳細説明の予約」をした。アフィリエイトや動画配信サービスの仲介でもうかる方法を教える。手っ取り早くもうかる100万円のサポートプランが向いていると勧誘された。お金がないと断ると貸金業者で借金する方法を教えるので遠隔操作アプリを入れるようにと案内され指示に従った。言われるままに申し込みをして2社から100万円を借金し、指定の口座に振り込んだ。
アドバイス
「簡単に稼げる」「もうかる」ことを強調する広告はうのみにしない。「借金」してまで契約しないようにしましょう。
簡単に稼げるようなうまい話はありません。また、借金をすぐ返せる保証は一切ないほか、事業者に解約や返金を求めても連絡が取れなくなったり解決が困難になる恐れもあります。冷静によく考えましょう。
遠隔操作等で貸金業者サイトに登録してしまったら、IDやパスワードを変更する対策を取りましょう。
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羽咋市消費生活センター
電話:0767-22-5941