小学校・中学校の献立(令和7年1月)

更新日:2025年02月03日

1月8日(水曜日)

1月8日

白ごはん 牛乳 かつおごまふりかけ

五目厚焼きたまご 紅白なます
もち雑煮 豆乳ババロア

<『お正月料理』について知ろう!>

  お雑煮は、その年の実りと幸せをもたらす神様を迎えるために、地域の産物とおもちを一緒に煮た料理です。お雑煮を食べることで『神様の力をいただく』という意味が込められています。紅白なますは酢の物のひとつで、にんじんの赤と大根の白で、お祝いの気持ちを表しています。給食では、今年の干支であるヘビのイラスト付きのデザートも出しました。今年一年の幸せを祈りながら、しっかり食べましょう。

1月9日(木曜日)

1月9日

白ごはん 牛乳 豚肉のみそ粕漬け

ブロッコリーの磯マヨネーズあえ
のっぺい汁

<『酒粕』は栄養の宝庫です☆>

  酒粕は、日本酒を作る時に出るしぼりかすですが、『お酒の神様からの贈り物』と言われるほど栄養がたっぷりです。おなかの中をそうじする食物せんいや、お肌をきれいにするビタミンB群がたくさん含まれています。さらに病気とたたかう免疫力も高めてくれます。また、肉や魚を漬けるとやわらかくなり、うま味もアップします。今日は酒粕とみそを混ぜ、豚肉を漬けてから焼き上げました。酒粕の香りを楽しみながら食べましょう。

1月10日(金曜日)

1月10日

カレーライス 牛乳

白菜とひじきのレモンサラダ

ヨーグルト

<今がおいしい季節です!『白菜』>

  白菜は中国で生まれた野菜で、英語で『チャイニーズ・キャベツ』と言います。みずみずしくあっさりした味わいで、漬物やサラダ、鍋料理といろいろな料理と相性が良い野菜です。寒くなるとやわらかくなり甘みが増すので、今がいちばんおいしい季節です。カゼの予防に役立つビタミンCや、ビタミンAも多く含まれています。今日は、ひじきやツナとレモン風味のサラダにしました。旬の白菜を味わって食べましょう。

1月14日(火曜日)

1月14日

ミルク食パン 牛乳 フルーツクリーム

チーズロールエッグ  冬野菜のポトフ

<体の芯からあったまる!『ポトフ』>

  ポトフは、フランスの代表的な家庭料理のひとつで、『火にかけた鍋』という意味の煮込み料理です。大きな鍋に肉や野菜と香りのよいハーブを入れて、コトコト煮込んで作ります。たくさんの具材から栄養をたっぷりとることができます。今日は鶏肉と大根、にんじん、ごぼう、れんこんなど、体を温める働きがある冬野菜をたっぷり入れてポトフを作りました。しっかり食べて体を温め、元気に過ごしましょう。

1月15日(水曜日)

1月15日

プルコギ丼 牛乳 春巻き 春雨スープ

ひとくちチーズ

<『規則正しい生活』で体調を整えよう!>

  冬休みが明けて1週間が経ちました。そろそろ疲れが出てくるころです。疲れてくると体がだるい、頭が痛いなどの不調が起こりやすいです。早寝・早起き・朝ごはんを心がけて体調を整えましょう。また、給食はみなさんの体に必要な栄養がたっぷり含まれていて、ウイルスや細菌に打ち勝つ力『免疫力』を高めてくれます。給食を残さず食べて体をたくさん動かし、ばい菌をよせつけない丈夫な体をつくりましょう。

1月16日(木曜日)

1月16日

白ごはん 牛乳 ハンバーグのおろしソース

スパゲッティサラダ  豆腐のすまし汁

<体にやさしい!『大根おろし』>

  大根おろしとは、大根をすりおろしたものです。大根をすりおろすことで出てくる辛み成分には、ばい菌をやっつける働きがあります。また、大根おろしにすることで食べ物の消化を助ける働きもあり、『大根おろしに医者いらず』ということわざがあります。今日は、石川県産の大根おろしを使った和風ソースに仕上げました。さっぱりとした味わいでごはんが進みます。しっかり食べて寒さに負けない元気な体をつくりましょう!

1月17日(金曜日)

1月17日

梅しそごはん 牛乳 トンカツ

ブロッコリーの和風サラダ
チンゲン菜のみそ汁 豆乳プリン

<日本人の工夫から生まれた!?『トンカツ』>

  トンカツは、明治時代に伝わったフランス料理の『カツレツ』がルーツと言われています。カツレツは、薄切り肉に小麦粉、溶き卵、パン粉の衣をつけて焼いた料理です。日本のある洋食店がカツレツをアレンジし、厚切りの豚肉に衣をつけて油で揚げました。そのカツレツが大人気となり、トンカツという名前で広まったそうです。給食では、調理員さんが一枚ずつ丁寧に衣をつけて揚げてくれました。美味しくいただきましょう。

1月20日(月曜日)

1月20日

白ごはん 牛乳 揚げギョウザ

大根と小松菜の中華あえ
きのこと厚揚げの担々スープ

<『担々スープ』で温まろう!>

   中華料理の一つ、担々麺の『担々』とは中国語で『荷物を担ぐ』という意味です。肉みそをからめたスープがない麺料理を、天秤棒を担いで売り歩いていたことが由来となっています。日本に伝わると、食べやすいようにラーメンのように親しまれるようになりました。今日は麺ではなく、ひき肉やきのこ、厚揚げを入れた担々スープを作りました。ごまの風味とピリ辛でごはんが進みます。しっかり食べて体を温めましょう。

1月21日(火曜日)

1月21日

キャロットパン 牛乳

チーズはんぺんフライ

大根サラダ  ポークビーンズ

<ふわふわ食感がおいしい!『はんぺん』>

  はんぺんは、白身魚のすり身に卵白などのつなぎを混ぜ合わせ、ゆでて作ります。材料を混ぜる時に、たくさん空気を含ませることでふわふわの食感になります。真っ白なのは、材料となる白身魚の骨や皮などを取り除き、ていねいに洗っているからです。イワシなどの魚を丸ごと使うはんぺんは、黒はんぺんと言います。今日は、チーズ入りはんぺんのフライを出しました。ふわふわの食感を楽しんで食べましょう。

1月22日(水曜日)

1月22日

白ごはん 牛乳 いわしのしょうが煮

ゆかりあえ みそおでん

<寒い日にうれしい☆あったか『おでん』>

  寒い日にうれしい☆あったか『おでん』おでんは、豆腐やこんにゃくを串にさして焼き、みそを塗って食べる『田楽』という料理が元になっています。その後、野菜なども同じ方法で食べられるようになり、やがて現在のような具材を煮込んで作るおでんへと変化していきました。寒い日に、味が染みたあったかいおでんは今も昔も日本人に愛されています。給食では、みそ味の具だくさんなおでんに仕上げました。味わって食べましょう。

1月23日(木曜日)

1月23日

白ごはん 牛乳 炒り豆腐フライ

小松菜の煮びたし かす汁

<『小松菜』のおいしい季節です>

  小松菜は、東京の『小松川』という町で昔から育てられていたことから、この名前がつきました。見た目はほうれん草に似ていますが、ほうれん草よりもカルシウムが多いのが特徴です。しっかり食べると、骨や歯を強くする働きや、心臓など体のさまざまな働きをスムーズにする手助けをします。今日は、油揚げやキャベツと一緒に煮びたしにしました。最後に入れるかつお節がおいしくなるポイントです。しっかり食べましょう。

1月24日(金曜日)

1月24日

白ごはん 味付けのり 牛乳 さばの糀焼き

即席漬け めった汁

<1月24日~30日は『全国学校給食週間』>

  日本の学校給食は、明治22年、貧しくてお弁当を用意できない子どもたちのために食事を提供したのが始まりとされ、全国各地へ広がりました。戦争で実施できなくなりましたが、終戦後に子どもたちの栄養状態を改善しようと日本に世界中から食料の支援が届き、給食が再開されました。今日は、最初の給食『おにぎり・焼き魚・漬物』をイメージした献立です。学校給食の大切さを改めて考え、感謝する1週間としましょう。

1月27日(月曜日)

1月27日

白ごはん 牛乳 和風きんぴら包み焼き
チンゲンサイのアーモンドあえ 呉汁

<群馬県の郷土料理です!『呉汁』>

  大豆を水に浸してすりつぶしたものを『呉』と言います。大豆は、肉や魚の代わりとなる貴重なたんぱく源とされてきました。羽咋市と姉妹都市の藤岡市がある群馬県では、昔から大豆の生産がさかんです。呉汁は秋に収穫された大豆を使い、大豆の栄養と野菜がたくさんとれる汁物として寒い季節によく食べられている郷土料理です。給食では、大豆と豆乳でうま味がたっぷりの呉汁にしました。味わってしっかり食べましょう。

1月28日(火曜日)

1月28日

きな粉揚げパン 牛乳 シーザーサラダ

ミネストローネ りんごタルト

<調理員さんのひらめき『揚げパン』>

  揚げパンは、昭和27年、東京の小学校でカゼで学校を休んだ子どもたちに栄養をつけてもらおうと、給食の調理員さんが考えたメニューです。コッペパンは時間が経つと固くなってしまうので、油で揚げて砂糖をまぶしました。終戦後で食料が少なかった時代の子どもたちには、甘い揚げパンはごちそうでした。今日は、給食の歴史献立として揚げパンを出しました。調理員さんの思いがつまった揚げパンを、味わって食べましょう。

1月29日(水曜日)

1月29日

わかめごはん 牛乳 ぶりのみそ漬けフライ
ブロッコリーのおかかマヨサラダ

いか団子と野菜のいしる煮

<能登の伝統調味料!『いしる』>

  いしるは、石川県能登地方に古くから伝わるしょうゆです。魚から作られる『魚醤』というしょうゆの一つで、魚やイカを塩漬けにし、1年以上発酵させて作ります。大豆や小麦を発酵させて作るしょうゆより、塩味が強く香りやうま味が濃いのが特徴です。煮物や鍋物などの調味料として、昔から親しまれてきました。今日は、だしにいしるを加え、いか団子と野菜の煮物にしました。能登の郷土の味を味わいましょう。

1月30日(木曜日)

1月30日

自然栽培米ごはん 牛乳

鶏肉とくわいの南蛮風 ひじきのサラダ 
里いもと油揚げのみそ汁

<神子原町から届きました!『くわい』>

  羽咋市の神子原町では、きれいな水を利用して石川県内の生産量の約9割にあたる量のくわいが作られています。くわいは泥の中で栽培され、冬の収穫作業は腰まで泥につかり、冷たくて過酷な作業です。今日は、神子原町でとれたくわいを油で揚げて、鶏肉と一緒に南蛮だれをからめました。ホクホクした食感とほろ苦いのが特徴です。羽咋市でとれた自然栽培米のごはんと一緒に味わって食べましょう。

1月31日(金曜日)

1月31日

白ごはん 牛乳 ポークシューマイ

バンサンスー  ジャージャン豆腐

<彩りが美しい『バンサンスー』>

  中国語でバンは『あえる』、サンは『数字の3』、スーは『糸のように細い千切り』という意味で、バンサンスーは『3つの食材を細く千切りしてあえたもの』を表しています。給食では、キャベツ、きゅうり、もやしの3種類の野菜だけでなく、細く切ったハムや錦糸たまごと春雨を加え、彩りも栄養バランスもさらに良くなるように仕上げました。彩りを楽しみながら、しっかり食べましょう。

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