アスベスト対策
更新日:2018年02月28日
アスベスト(石綿)とは
石綿は天然の鉱物繊維であり、熱に強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っています。そのため、1955年頃から様々な用途に使用されてきました。
しかし、人間が吸い込んで肺に入ると、15年から40年の潜伏期間を経て、石綿肺、肺がん、悪性中皮腫(悪性の腫瘍)などの病気を引き起こすおそれがあります。
市有施設におけるアスベスト使用のフォロー調査の結果
今般、労働安全衛生法施行令、石綿障害予防規則、大気汚染防止法及び建築基準法などの一部が改正され、これら法令に基づくアスベストの重量含有率が1%から0.1%に改正されました。
市では、このことを踏まえ、平成17年度の調査では対象としていなかったアスベスト含有が少ない吹付け材までに範囲を広げ、全市有施設(125箇所)を対象として現場目視による調査と材質分析調査(10箇所)によるフォロー調査を実施しました。
その結果、新たにアスベスト含有建材の使用が判明した施設がありましたのでお知らせします。
アスベスト含有建材の使用が判明した施設
- 羽咋市文化会館 大ホール
2006年度に実施した雨樋の修繕工事の際に、大ホールの壁と天井の間の内部にある鉄骨に調査対象となる建材の使用が発見され、壁材が目透かし張り(スリット状)のため今回の材質分析調査に含めた施設であり、吹付けされていたロックウールのアスベスト含有率が6%であることが判明したため、ホール内の空気中のアスベスト濃度測定を実施し、飛散がないことを確認しております。
今後は、飛散はなかったものの、安心して利用していただくため、平成19年度中に囲い込みによる飛散防止対策を実施する予定であります。
(2007年2月現在)
相談内容 | 連絡先 | 電話番号 |
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アスベストによる健康不安に関する相談 | 市健康福祉課・健康推進係 | 0767-22-1115 |
県羽咋地域センター (羽咋市旭町ユ20) |
0767-22-1170 | |
七尾労働基準監督署 (七尾市小島町西部2) |
0767-52-3294 | |
アスベスト全般、解体工事による粉じんなどの飛散などの相談 | 市環境安全課・生活環境係 | 0767-22-7137 |
県環境政策課 (金沢市鞍月1-1) |
076-225-1463 | |
建築物にアスベストが使われているかどうかの相談 | 市建設課・建築係 | 0767-22-9645 |
県中能登土木総合事務所(七尾市本府中町ソ27-9) | 0767-52-7604 | |
その他 | 石川県環境部環境政策課 | 076-225-1463 |
- この記事に関するお問い合わせ先
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地域整備課
〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階
電話:0767-22-1119 ファクス:0767-22-4484
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