復興個別計画

更新日:2025年07月25日

復興個別計画とは

復興個別計画とは、令和6年能登半島地震により被害を受けた各町会が、その地区の実情に応じて、将来にわたって住み続けるための将来展望やそれに向けた地域の防災力向上等の優先すべき取り組み、インフラの復旧スケジュールなどを明確にすることで、住民・地域・行政で意識を共有し、復興に向けた取り組みを進めるためのものです。

今回、次の7町会が復興個別計画を策定しました。

  1.  御坊山町
  2.  本町
  3.  大川町
  4.  粟生町
  5.  兵庫町
  6.  円井町
  7.  鹿島路町

復興個別計画の策定手順

復興個別計画は以下の手順で策定しました。

※ワークショップの概要・進め方

〇1グループあたり5名程度を基本に2~3グループで実施

〇各グループには市職員も配置

〇テーマに応じて個人の意見等をふせんに書き出し、グループ内で意見交換をしながら共有・とりまとめ

〇各回、グループでの取りまとめ結果を代表者より発表し、意見を共有

復興個別計画の構成

復興個別計画では、大きく「復興」と「復旧」に分け、取組事項等を整理します。

「復興」に関する内容

地区の問題点や課題、将来像、取組内容等について、地区住民が主体のワークショップで検討・協議した内容に基づき、次の3点から整理します。

  1. 自助・・・自分の命は自分で守る
  2. 共助・・・地区住民で助け合う
  3. 公助・・・行政による防災の取り組み

「復旧」に関する内容

行政が実施する地区内の各種インフラ(道路・上下水道)復旧の取組内容や復旧箇所、復旧に向けた実施スケジュールを整理します。

町会別復興個別計画について

1.御坊山町

<地区の将来像> みんなが助け合い 笑顔あふれる安全・安心なまち

日頃からの良好な近所づきあいや声の掛け合いを心がけるとともに、どんな時もみんなで助け合いながら、長年住み慣れた環境を取り戻し、笑顔あふれる安全で安心な街を目指します。

2.本町

<地区の将来像> みんなで長生き! 便利で安心して住み続けられるまち 本町

みんなが手を取り合って地域コミュニティを維持しながら、便利で安心して住み続けられるまちを目指します。

3.大川町

<地区の将来像> みんなが集い助け合い 将来も安全・安心に住み続けられる 大川町

日ごろからの声かけなどによって、住民同士のつながりを持ち、助け合いながら災害に備えるとともに、将来も安全・安心に住み続けることができ、地区内外問わず、「この地区に住みたい」と選ばれるまちを目指します。

4.粟生町

<地区の将来像> みんなの ”笑顔” が未来を明るく照らす 助け合いのまち

日ごろから地域のつながり・コミュニケーションを強化することにより、住民間で助け合い、みんなが ”笑顔” で住み続けられるまちを目指します。

5.兵庫町

<地区の将来像> 声をかけあい、みんながつながる 楽しく安全・安心な兵庫町

日頃からの挨拶や声のかけあいなどによってコミュニケーションを強化するとともに、住民が連携して助け合いながら常に備えることにより、楽しく安全・安心して生活できるまちを目指します。

6.円井町

<地区の将来像> 目指せ! みんなが一緒に集い、声かけ助け合う 円井町

住民一人一人が助け合いと思いやりの心、役割意識を持ちながら、高齢者などを含めて誰も孤立させない災害に強いまちを目指します。

7.鹿島路町

<地区の将来像>

鹿島路の豊かな資源を活用・強化し、みんなが笑顔で、安全・安心して住み続けられるまち

里山里海の自然環境など、鹿島路の豊かな資源を活用・強化し、活気を取り戻しながら、若い世代の定住や地区外からの回帰・移住を促進し、みんなが笑顔で安全で安心して住み続けられるまちを目指します。

この記事に関するお問い合わせ先

災害復興推進室

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階
電話:0767-22-7156

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