新しい地域公共交通が7月1日から始まります
更新日:2024年06月10日
地域公共交通の再編について
本市では、「市民が育み、ともに創る、安全・快適・持続可能な地域公共交通」を基本理念として、「羽咋市地域公共交通計画」(以下「交通計画」という。)を令和4年3月に策定しました。
また、本市の地域公共交通の課題を整理し、地域公共交通の再編を実施していくために令和6年3月に「羽咋市地域公共交通再編実施計画」を策定しました。
「羽咋市地域公共交通計画」、「羽咋市地域公共交通再編実施計画」に基づき、市民の皆様がより便利に生活できるよう、地域公共交通を再編し、令和6年7月1日から新しい地域公共交通が始まります。
取り組み内容
1.コミュニティバス(るんるんバス)の再編
効率的かつ効果的な運行となるよう、コミュニティバス(るんるんバス)のコースや運行ダイヤ等について再編しました。
【コース】
1)市内循環コース ⇒継続
2)神子原コース ⇒継続&増便
3)余喜・鹿島路・越路野コース ⇒継続&増便
4)粟ノ保コース ⇒AIデマンド交通(のるまいかー)へ移行
5)中邑知・富永コース ⇒AIデマンド交通(のるまいかー)、路線バス利用助成へ移行
6)西北台コース ⇒AIデマンド交通(のるまいかー)、路線バス利用助成、タクシー利用助成へ移行
【運行ダイヤ】
・市内循環コースとの乗り継ぎを考慮
・羽咋病院への通院が便利なダイヤを設定
・利用者の移動ニーズが高い時間帯、移動方向に合わせたダイヤを設定
【車両】
・乗りやすいように小型化&ステップ・手すりを設置
新しいコースやダイヤ等は下記からご確認ください
2.AI デマンド交通(のるまいかー)の導入
交通空白地の解消や定時路線運行であるバスの運行に適さない地域に AI デマンド交通(のるまいかー)を導入しました。
【のるまいかーとは】
時刻表や決まった運行ルートがなく、予約状況に応じて最適な運行ルートで停留所間を移動する乗合交通
【運行時間】
8:00~17:00
【運行日】
毎日(12月29日~1月3日は運休)
【運賃】
(1)大人(中学生以上) 市内 300円 市外 500円
(2)小学生 100円
(3)未就学児(保護者同伴) 無料
(4)65歳以上 200円
(5)障がい者※1 無料
(6)妊婦※2 無料
(7)免許返納者(65歳以上)※2 100円
※1 障がい者で無料の対象となるのは、
・身体障害者手帳1級または2級所持者のうち、下肢、体幹または視覚障がい者
・療育手帳A所持者
・精神保健福祉手帳1級所持者
※2 妊婦:母子手帳取得から1年間
免許返納者:返納日から1年間
【利用方法】
(1)事前登録
利用には会員登録が必要です
窓口、郵送または電子申請で登録をしてください
(2)予約
「電話」または「専用サイト」で予約をしてください
(3)乗車
お迎えが来る時刻に近くなったら、停留所へ移動し車両をお待ちください
(4)支払
「会員証」を提示し、利用者ごとにお支払いください
利用方法等については下記からご確認ください
3.路線バスの利用助成の導入
受益者負担の適正化を図り、持続可能な公共交通とするため、路線バス利用者への助成制度を導入しました。
【対象者】
65歳以上の運転免許証を有していない羽咋市民
【対象路線】
北鉄能登バス(羽七東線、富来線)
【助成方法】
100円券10枚綴り(1000円分)の助成券を300円で販売
※羽咋市内を運行する区間に限り、利用可能
【申込みに必要なもの】
本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
【販売場所】
羽咋市役所1階7番窓口
【販売開始時期】
令和6年6月24日
【注意事項】
・おつりは出ないので運賃の範囲内で使用してください。
・偽造、他人への譲渡、貸与及び転売は禁止しています。
・不正があった場合は、助成に係る費用を返還いただきます。
4.交通空白地域のタクシー利用助成の導入
AIデマンド交通(のるまいかー)の導入等が難しい交通空白地への対応として、タクシー利用者への助成制度を導入しました。
【対象者】
65歳以上の運転免許証を有していない対象地域住民
【対象地域】
上中山町、滝谷町
【助成方法】
500円券20枚綴り(1万円分)の助成券を1000円で販売
※羽咋市内の移動に限り、利用可能
※利用時間は午前8時~午後5時
※販売上限額は1年度につきタクシー助成券20万円分
【利用できる事業者】
・羽咋タクシー株式会社
・有限会社邑知観光
・合同会社愛笑
【申込みに必要なもの】
本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
【販売場所】
羽咋市役所1階7番窓口
【販売開始時期】
令和6年6月24日
【注意事項】
・おつりは出ないので運賃の範囲内で使用してください。
・偽造、他人への譲渡、貸与及び転売は禁止しています。
・不正があった場合は、助成に係る費用を返還いただきます。
5.地域でのバス待ち環境向上への取り組み支援
バスの待合環境の向上並びにバス交通の利用促進及び活性化を図るため、上屋やベンチ設置等を行う運行事業者や町会などの地域団体への補助制度を導入しました。
【補助対象者】
・路線バス事業者
・地域団体(町会、商店会等の団体)
【対象停留所】
下記の市内停留所
・北鉄能登バス
・コミュニティバス(るんるん バス)
・AI デマンド交通(のるまいかー)
【補助金額】
上屋・ベンチの設置や修理に係る費用の3分の2
※ただし、土地の取得や賃借に係る経費は除く
補助上限額:1団体につき、年度内1回50万円
6.地域団体が行う外出支援活動への支援
路線バスやコミュニティバスるんるんバスなどの地域公共交通ではカバーしきれない移動について、地域団体が行う外出支援活動への補助制度を導入しました。
【補助対象者】
地域団体(町会、自治会)、ボランティア団体、NPO等
【補助金額】
・車両の購入(当初加入保険含む)に係る費用の2分の1(上限100万円)
・運行に係る費用の2分の1 (上限30万円)
・車検等の法定の整備費用、修理費
・任意の自動車保険又は共済等の保険に係る費用
・輸送サービスの利用調整に係る人件費等
- この記事に関するお問い合わせ先
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企画財政課
〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎3階
電話:0767-22-7162 ファクス:0767-22-7135
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