市長の羽咋めぐり 10（2021.11）

新聞の柳田シャコデ廃寺跡の記事が目に留まり行ってみることにしました。

自宅から旧北國繊維の前を通り釜屋町の旧道を歩きます。県道から朱鷺の台ゴルフ場へ行く坂道のすぐ近くに眉丈台地自然緑地公園の看板が目に入ってきます。入口正面に野球場広場があり左手に進みバックネットを曲がるとその横はサッカー場、そしてグラウンドゴルフ場があります。グラウンドゴルフ場は利用されている方々が一生懸命管理され、雨上がりでもあったことから芝生の緑が大変きれいに目に映ります。

そのグラウンドゴルフ場の最奥の一段低くなったところに柳田シャコデ廃寺跡があります。正面の門と回廊、そして西門の跡も発見されました。シャコデは「釈迦堂(しゃかどう)」が言い変わったそうです。

近くには気多大社、寺家遺跡などがあり、それらが歴史的にどのように関連しているか興味があります。グラウンドゴルフ場では2組のチームがプレイをしていました。当日は、金沢で大会があり、皆そこへ参加したので利用者が少ないとのことでした。グラウンドゴルフ場からとんぼ池横の散策路を歩きキャンプ場を通り高台の「ちびっ子自然センター」へ。センターはログハウスの建物です。

ここでは自然観察が学べ、星の観察もできる天体望遠鏡もあります。さらにその奥に「こどもの城」があり、城の最上階へ上ると日本海や宝達山が眺望できます。また、公園内にはバーベキュー施設やアスレチック広場などがあります。公園をもう少し整備し、子どもから高齢者の方まで利用しやすく、親しみのある場になればと思います。