市長の羽咋めぐり 6(2021.7)

更新日:2021年07月01日

碁石ケ峰

市長の羽咋めぐり

6

今回は、碁石ケ峰です。神子原ダムバス停前の碁石ケ峰の案内標柱から出発。ここから民家が続く坂道は、かなりきつい勾配です。しばらく歩くと「神子原地区の昔ばなし 権現様の伝説」と書かれた標柱が立っています。脇に説明板があり、昔村人が豊作を喜び権現様の社を建てようとした経緯が書いてあります。

さらに歩き続けるとベンチの置いてある眺望場所に着きます。ここからは水が張られた素晴らしい神子原の棚田が見晴らせます。遠くには宝達山も見えます。能登の里山里海は世界農業遺産に認定されています。神子原米で有名なこの美しい棚田を維持し後世に引き継がなければなりません。

また50分ほど歩くと、道の右手に「神子原のウラジロガシ」の看板が見えます。この木は羽咋市の指定天然記念物となっています。昔はこの周辺も耕作されていたそうですが、今は休耕田となっています。

さらに50分近く歩いて碁石ケ峰の駐車場に到着します。左手にある最後の階段を上り頂上に到達します。頂上には木の鳥居があり、ここで毎年7月10日に祀りが行われます。右手に富山湾、その奥には立山などの山々、左手に邑知平野、眉丈山が眺望できます。方位盤に碁石ケ峰461Mの表記があります。昔、碁石ケ峰の高さは「碁石は461(しろい)」と覚えろとか、蜃気楼が見ることができると聞きました。

しばらく休憩して帰路に。到着は神子の里です。駐車場の市内よりの国道沿いに神子原区の昔ばなしゆかりの地案内板があります。「千石の豆の木」「鳥居のない宮さま」などがあるとのことで、機会があればゆかりの地を巡ってみたいと思います。

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