市長の羽咋めぐり 3(2021.4)

更新日:2021年04月01日

妙成寺

市長の羽咋めぐり

3

妙成寺の「寿福のまいり」のチラシを見て、行ってみることにしました。

自宅を出て途中、気多大社で休憩。西北台小学校、西北台保育所の前を通って直線道路に出ると、はるか向こうに五重塔の相輪と屋根が見えてきます。

五重塔を見ながらしばらく歩くと総門(黒門)に到着しました。庭園に入り五重塔を眺めます。五重塔を美しく観るのは庭園のある書院からが一番です。客殿に入りおまいりをして心を浄めます。

その後昼食をいただきました。ご飯は、自然栽培米でした。

妙成寺は永仁2(1294)年、「日蓮(にちれん)」の布教の意思を継いだ孫弟子「日像(にちぞう)」が京都に行く途中、滝谷に一寺を建立したのが始まりです。江戸時代に加賀藩三代藩主・前田利常の生母・寿福院(じゅふくいん)により伽藍(がらん)が整備されました。

羽咋市は今、妙成寺の国宝指定に向けて取り組んでいます。色々な調査を踏まえ、重要文化財建造物10棟、県指定文化財3棟、市指定文化財1棟による寺院伽藍を有し、日蓮宗寺院では、江戸時代初頭に整備された伽藍の状況を現在に遺す建造物として国内唯一であること、また、「本堂・祖師堂・三光堂」の三堂配置など日蓮宗独自の様式を有し、規模・内容ともに前田家御用大工坂上一門により手掛けた建造物群として学術的に重要であると位置づけし、文化庁の指導を仰いでいます。

妙成寺が国宝指定を受けると多くの観光客が増えることが期待できます。交流人口が増え、経済波及効果も大きく、本市や能登の活性化の一助になると確信しています。

そのためにも市民一丸となってその機運を高めていく必要があります。皆様方のご支援、ご協力をお願いします。

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