市長の羽咋めぐり 2（2021.3）

兵庫町信号の交差点から千里浜インターチェンジへ向かって歩くと、千里浜

地内に、多くの公共施設があることがわかります。

最初に右手に羽咋斎場。少し歩くと左手に羽咋勤労者総合福祉センター、ゲートボール場のすぱーく羽咋、県営、市営のはまなす団地、市が所有する宿泊施設「ゆ華」が連なっています。道を挟んだ向かいに道の駅のと千里浜があります。その日は「のどぐろ祭」が開催されており、多くの人で賑わっていました。

そこから北に向かって歩くと、ユーフォリア千里浜、そして千里浜児童センターがあります。千里浜郵便局前の信号を左に曲がり、千里浜レストハウスへ。

建物の北側に、万葉集の歌人・編さん者として知られる大伴家持が能登国を視察・巡回したおり詠んだとされる歌碑があり、そしてその横には、「令和」の元号の名付け親とみられている中西進先生の詠まれた歌碑が建立されています。先生の歌碑には「靺鞨(まつかつ)の凍風(いてかぜ)去(さ)りし海原(うなばら)に漲(みなぎ)りわたる大和(やまと)の真春(まはる)」と刻まれています。

千里浜レストハウスの近くの道を通ると民家の前に「おっちゃ家」ののぼり旗が見えます。少し覗いてみると、多くのお年寄りの方が色々とお話しをされたり、食事をされたりしています。ここは地元の冨山さんが毎週日曜日、自宅を開放しお年寄りが集まって交流できる場所となっています。このような場所が千里浜には4か所あるとのことです。

千里浜町を歩いてみると古い歴史、そして全国に誇る観光資源千里浜なぎさドライブウェイ、千里浜インターチェンジ付近の賑わい、そしてお年寄りを通じての人との交流など魅力ある町だと改めて感じました。