羽咋中、邑知中3年生にトキ保護をPRするカレンダーを贈る(平成28年度)

更新日:2019年01月10日

~トキの保護PRと受験生の合格祈願のために~

生徒にカレンダーの制作目的を伝える岡本さん(右)

生徒にカレンダーの制作目的を伝える岡本さん(右)

“21世紀カレンダー羽咋・今昔”

“21世紀カレンダー羽咋・今昔”

12月20日、いしかわ能里(のり)の会の代表である岡本孝二さんが羽咋中学校、邑知中学校の3年生に“21世紀カレンダー羽咋・今昔”を贈りました。

“21世紀カレンダー羽咋・今昔”は、トキの保護をPRすることと受験生の合格祈願を目的に岡本さんが市内郵便局の協賛の下、作成しているカレンダーで、2017年版で18作目。日中朱鷺保護協会で会長を務める村本義雄さんの提案を受け、旧文部省が能登で最後のトキを保護し、佐渡移送を決定してから来年で50年の節目を迎えることや、羽咋中学校の歴史などもイラストとともに紹介されています。

羽咋中学校で、生徒の代表者4人にカレンダーを手渡した岡本さんは「村本義雄さんのトキの保護活動をたくさんの人に知ってもらいたい。また、受験生が名前を書き込むことで合格祈願もできるようになっているので、ゲン担ぎとしても使ってほしい」と伝えました。

生徒代表の一人である平野太陽くんは「自分自身としても、日本のトキを守っていくとの思いを持ちたい。また、名前を書いて高校受験の合格祈願をしたいと思います」と話してくれました。

このカレンダーの贈呈は毎年恒例となっており、市内6郵便局にも一般の希望者向けとして50部ずつ置かれるほか、トキが生息する新潟県佐渡市などにも贈られるそうです。

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