“農業の6次産業化に関する基本合意書"を締結(平成28年度)

更新日:2019年01月10日

農業生産者、JAはくい、市が“道の駅のと千里浜”を軸とした6次産業化で連携

前田部会長、中村組合長、山辺市長が手を取り合って、合意を喜びました

前田部会長、中村組合長、山辺市長が手を取り合って、合意を喜びました

 8月25日、 “農業の6次産業化に関する基本合意書”を締結する調印式が羽咋市役所で行われました。

 式では、自然栽培農業者を代表し、のと里山自然栽培部会の前田和敏部会長、はくい農業協同組合の中村清長組合長、山辺市長の3者間で、来年7月にオープン予定の“道の駅のと千里浜”に安定的に無農薬・無肥料の自然栽培農産物を供給しつつ、加工・流通・販売まで一貫して行う農業の6次産業化を互いに協力して進めていくことを目的とする合意書を交わしました。

 合意により、のと里山自然栽培部会が作付・出荷を行った自然栽培農産物を、はくい農業協同組合が品質認証し、道の駅における農産物の販売体制を市が確立していく、という基本的な役割分担がされました。“自然栽培の聖地化”を目指し、作付された自然栽培米もこの秋に収穫され、はくい農業協同組合が初めて、基準に基づき、認証を行うことになります。

 調印後、山辺市長は「昨年、市はくい農業協同組合と市との間で、“農業振興に関する協定”を締結しましたが、今回、のと里山自然栽培部会にも協力していただき、6次産業化をさらに具体的に推し進め、農業者の所得向上にもつなげることができます。また、道の駅への農産物の安定供給と販路拡大には、3者の連携が不可欠です」と述べ、中村組合長が「農業者、行政、はくい農業協同組合の3者が、このように農業の振興のために手を取り合うのは、全国的にも珍しい。6次産業化に向けての取り組みは、農業者、はくい農業協同組合のどちらにも非常に心強い」と、合意書の締結を喜びました。

 前田部会長は「道の駅オープンに向けて、自然栽培農産物を安定供給できるようにしっかりと取り組んでいく所存です。部会員も20人と増えていますので、おいしい自然栽培の米・野菜を力強く発信していきたい」と、今後の意気込みを語りました。

この記事に関するお問い合わせ先

秘書課

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎3階
電話:0767-22-0771 ファクス:0767-22-8109

メールでのお問合わせはこちら