柳田シャコデ廃寺跡で現地説明会が開かれました(平成26年度)
更新日:2019年01月10日
古代の謎に思いをはせる
発見された遺跡に見入る参加者
周辺で出土した瓦など
中野知幸学芸員(左端)の説明に耳を傾ける参加者
発見された遺跡に見入る参加者 (JPEG: 188.0KB)
中野知幸学芸員(左端)の説明に耳を傾ける参加者 (JPEG: 172.9KB)
3月14日、柳田シャコデ廃寺跡(柳田町)で、発掘調査の成果を披露する現地説明会が開かれ、地元の人ら約40人が参加しました。
シャコデ廃寺は7世紀末から8世紀初めに建てられ、奈良時代の羽咋に仏教が伝わり、寺院が建っていたことを伝える貴重な遺跡です。
今回の調査では、塔の心柱を支える礎石があった穴や、礎石を安定させるための根石を新たに発見したことが示されました。
市歴史民俗資料館の中野知幸学芸員は「古代の塔の建築技法を知るうえで非常に重要な発見」と参加者に成果を説明しました。
「シャコデ」とは、地元の小字で「釈迦堂」がなまったものとされ、地域では、寺院の存在が地名となって伝承されてきました。
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