第9回ふるさとCM

更新日:2022年01月13日

CMタイトル【侵食ぼうし】

この子たちのためにも千里浜を守らねばなりません

この子たちのためにも千里浜を守らねばなりません

復活!過去にも登場した砂文字

復活!過去にも登場した砂文字

千里浜のキャラクター”すなみ”も応援しています

千里浜のキャラクター”すなみ”も応援しています

制作意図

 今年のテーマは、昨年と同じく【人】。羽咋市で一番【人】が集まるのが、夏場の千里浜なぎさドライブウェイです。この千里浜なぎさドライブウェイは、3年前の「なぎさ国際シンポジウム」で、波打ち際を車で走れるのは日本でただ一つ(世界でも3つしかない)の貴重な海岸として知られ、皆さんの記憶にも新しいと思います。

しかし、近年では侵食が目立ち、なぎさの存続が危ぶまれています...

 この千里浜なぎさドライブウェイの侵食防止についての活動を、CMをとおしてみなさんに知ってもらおうと、今回のCMを制作しました。

(注意)平成22年度から石川県の取り組みとして、今浜沖で人工リーフの設置が始まりました。また、羽咋市では海のイベントでの際に「一人一砂運動」を行い、侵食防止に向けたPR活動を行っています。

編集後記

 例年のごとく、迷いに迷ったお題。羽咋といえば...をキーワードとしてあがったのが「千里浜なぎさドライブウェイ」でした。

 時を同じく地元新聞紙で、波が高いときに浜茶屋(海の家)まで波が押し寄せたと報じられ、また、市主催のビーチバレーボールの大会では、本来2面のコートを設置するはずが、1面しか取れないという深刻な事態に。

 各資料などで調べていくと、ダム建設や海岸の地形変化、飛砂など色々な要因により侵食が進んでいるとか。この30年間で約30メートルも侵食しているというから驚きです。いくら晴天でも海が荒れているときなどは、通行帯に波が押し寄せ、観光バスはおろか乗用車も通行できないこともあります。

 すでに行っている養浜や今年から始まった人工リーフの早期完成を願いつつ、多くの皆さんにこの現状を知ってもらおうということで、今年のCM制作を取り組みました。

 毎回、家庭用ビデオカメラで撮影している私たち。編集技術に関しても特段の知識はありません。ない知恵を絞ってのCM作りになりますが、今年は子どもを中心に撮影することに。本番では、順調だと思われた撮影も、肝心の場面で子どもを使う難しさを痛感することもありました。

 収録に時間はかかりましたが、子どもたちの小さい手のひらからまかれる砂には、千里浜の存続に思いが込められています。みなさんにはどのように届いたでしょうか。

 この千里浜なぎさドライブウェイは、羽咋市だけではなく、世界の自然財産です。未来へ残していくためにも、皆さんも「一人一砂・侵食ぼうし」してみませんか。また、「侵食ぼうし活動」をする際には、「ぼうし」は忘れずに。

 最後に、このCM制作にご協力いただきました保護者や関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。(制作スタッフ一同)

出演

  • おじいさん役
    上井忠彦(総務課)
  • すなみ役
    松田愛加ちゃん
  • 一人一砂運動
    松田恭佳ちゃん、松田純怜ちゃん、山辺紗椰ちゃん、山辺詩夏ちゃん、山辺芽久ちゃん、崎田楓月ちゃん、崎田拓峰くん、崎田悠月ちゃん、駒井李帆ちゃん、駒井誠将くん、木田晴菜ちゃん、木田賢吾くん

撮影場所と撮影協力

  • 車で走れる砂浜 千里浜なぎさドライブウェイ
  • 子どもたちの保護者
この記事に関するお問い合わせ先

秘書課

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎3階
電話:0767-22-0771 ファクス:0767-22-8109

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