第3回ふるさとCM【優秀賞受賞】

更新日:2022年01月13日

CMタイトル【ビーチガードボーイズ】

なぎさのヒーロー ビーチガードボーイズ

なぎさのヒーロー ビーチガードボーイズ

焼けた砂浜が、アチィ!

焼けた砂浜が...アチィ!

何でも走れる砂浜?本当です!

何でも走れる砂浜?本当です!

制作意図

 撮影の素材は千里浜海岸。観光的な側面ではなく、「千里浜クリーン運動」などの活動を通して、きれいななぎさ空間を守っている市民とその想いを映像で演出してみました。
 ゴミは捨てないで持ち帰ってね!

ビーチガードボーイズ・ストーリー

 千里浜海岸の特徴は、なんといっても砂の粒子が細かいこと。そして、車が走れるのなら何でも走れる!ということで、一輪車を登場させることにしました。作品冒頭には、第1回でも使った砂文字手法で「何でも走れる千里浜」ボード。千里浜ならではの意匠ができあがりました。

 海岸をきれいにする人たち(市民)が主人公と決めた今回の作品ですが、清掃の参加者全員にご出演いただくわけにもいきません。加えて、躍動感も出したかったので、企画会議を繰り返して出た結論は・・・「ビーチフラッグの選手が空き缶を奪い合う」という設定でした。
 ビーチフラッグとは、スタートラインで後ろ向きでうつぶせになり両手をあごの下に置き、スタートの合図とともにフラッグ(旗)をめがけて走り抜け、それを取り合う競技ですが、私たちの作品では、フラッグが空き缶にかえて、ビーチガードボーイズがなぎさを守るという内容です。

 こうして、以下のストーリーができ上がりました。
「なぎさでうつぶせになっているこうら干し風の若者3人(ビーチガードボーイズ)。
背後にはドライブウェイを走る車と一輪車、そして日本海」
「止まった赤い車の窓から出た白い腕。その手の先には空き缶が」
「スローで落ちた空き缶が砂に立った瞬間、競技開始。空き缶に向かってダッシュする3人」
「缶を取り合い、勝ち取った若者の手には「ゴミは持ち帰りましょう」のロゴ入り空き缶」
「海に向かって誇らしげに立つ3人の背中に、日焼け文字で羽咋市の文字」
「再びなぎさで寝そべる3人と缶を取り合うシーンのリフレイン」
・・・これらのシーンに藤原優貴ちゃん(小3)のナレーションが重なります。

撮影後記

 約2カ月をかけてできた絵コンテ!個人所有のカメラを抱え、ロケハンに出発。撮影場所を決めたまではよかったのですが、ロケ当日そのカメラが故障!原因は恐らく千里浜の細かすぎる砂がロケハン時カメラ内部に入り込んだと思われます。
 無理やり終えた撮影ですが、案の定そのカメラで撮った映像は再生不能に。もう一台のカメラ映像が無事でホッとしました。一輪車の練習を積んだスタッフ、ぶっつけ本番で砂にダイビングしたスタッフをはじめ、全員が楽しく、真剣に取り組んだ作品です。
 なぎさを守る羽咋人の心意気が伝われば、制作スタッフ全員幸せです。

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