小学校・中学校の献立(令和6年2月)

更新日:2024年03月04日

2月1日(木曜日)

2月1日

白ごはん 牛乳 野菜の五色揚げ 福神あえ

みそおでん

<寒さに負けない体づくりを!>

まだまだ寒い日が続いていますね。朝はなかなか布団から出られないという人はいませんか?夜ふかししたり、食事を1日3回しっかり食べていなかったりすると、朝は体がだるいなどの不調が起こりやすくなります。毎日元気に登校するためには、朝起きたらまず朝日を浴びて体のスイッチを入れましょう。それから朝ごはんをしっかり食べます。朝ごはんは、頭のスイッチを入れ、体を中からあたためてくれます。生活リズムを整えて、寒さに負けない体をつくりましょう!

2月2日(金曜日)

2月2日

白ごはん いわしのおろし煮

小松菜とひじきのごまマヨあえ 豚汁

節分豆

<暦の上では春がやって来ます『 節分 』>

明日2月3日は『節分』です。季節の分かれ目という意味で、『冬は終わり明日から春になりますよ』と知らせています。節分には豆をまくのが習わしです。豆まきに使う大豆には、病気や悪いことを吹き飛ばす力があると言われています。そこで、季節の変わり目に豆をまいて、『健康でよいことがありますように』とお願いするのです。また、いわしを焼くにおいや、食べることで邪気を払うと言われています。今日は、みなさんが健康で過ごせるように願いを込めた節分献立です。

2月5日(月曜日)

2月5日

白ごはん 牛乳 ししゃもフライ

チンゲンサイのアーモンドあえ 豆乳汁

<『 アーモンド 』は栄養の実です>

食生活が変わり、外国の人たちの方が食べていると思われてきた『アーモンド』が、日本でもよく食べられるようになりました。アーモンドは、7メートルから8メートルもある高い木にできる実です。小さな1粒のほとんどが油ですが、からだによい『オレイン酸』や『リノール酸』という脂肪酸が多く含まれています。どちらも血をサラサラにして流れやすくしたり、血と一緒に流れている油の量を調節したりしてくれます。今日はあえ物に混ぜました。食感を楽しんで食べましょう。

2月6日(火曜日)

2月6日

ミルク食パン ブルベリージャム 牛乳

根菜メンチカツ コールスローサラダ

お豆と野菜のスープ

<冬は根菜類で体をあたためよう!

冬に収穫できる旬の野菜を『冬野菜』と言います。冬野菜の多くは、寒さにたえるために、細胞の中に『糖』を蓄えます。野菜には水分が多く含まれていますが、糖を蓄えることで、寒くても凍らないようにしているのです。また、冬野菜には、大根、にんじん、れんこんなど根っこを食べる根菜類が多いのが特徴です。寒くてきびしい環境のもとで育つので、体をあたためる力があります。今日はごぼう、にんじん、れんこんが入ったメンチカツです。しっかり食べましょう。

2月7日(水曜日)

2月7日

白ごはん 牛乳 野菜シューマイ

茎わかめのナムル マーボー豆腐

<よくかんで食べよう『茎わかめ』>

『わかめ』は、海の底に根をはって育ち、1枚の葉っぱのような形をして、ユラユラゆれながら大きくなります。わかめは、捨てるところのない食べ物です。私たちがいつも食べているところは、やわらかい葉っぱの部分ですが、軸の部分を『茎わかめ』、根に近い部分を『めかぶ』とよんで、それぞれ特徴を生かしたおいしい料理にします。ヌルヌルした成分は食物せんいの1つで、おなかの中をきれいにそうじしてくれます。今日は、歯ごたえのある茎わかめでナムルを作りました。

2月8日(木曜日)

2月8日

白ごはん 牛乳 豚肉のくわ焼き

野菜たっぷり塩こうじ炒め

白菜と油揚げのみそ汁

<料理をおいしくする☆『塩こうじ』>

『塩こうじ』は、日本で古くから使われている調味料の一つです。塩と米こうじ、水だけで作られていますが、こうじ菌の働きによって、肉や魚を漬けこむだけでうま味が増して身がとってもやわらかくなります。また、野菜を漬けて漬物にしたり、あえたりしても、塩こうじのうま味や甘みが加わっておいしくなります。塩こうじには、ビタミンB群が多く含まれ、疲れをとったり脳の働きを活発にしてくれます。今日は、たくさんの野菜を塩こうじで炒めました。残さず食べましょう。

2月9日(金曜日)

2月9日

白ごはん 牛乳 ハンバーグのおろしソース

ブロッコリーのおかかマヨサラダ

たまごスープ

<にわとりからの贈りもの『たまご』>

私たちが食べている『たまご』は、世界中の人々が、毎日のように口にしている食べ物の1つです。日本人も、ほぼ1日1個ずつ食べている計算になります。たまごには、ビタミンC以外の栄養素がバランスよく含まれています。生でも、ゆでても、油で焼いても食べられ、ケーキなどのお菓子の材料にも欠かせない存在です。にわとりは、栄養たっぷりのたまごを、私たちにわけてくれているのです。今日は、たまごをスープに流し入れてふわっと仕上げました。味わって食べましょう。

2月13日(火曜日)

2月13日

きな粉揚げパン 牛乳 りぼんマカロニサラダ

豆腐とベーコンのコンソメスープ お米のタルト

<いろんな形があります!『マカロニ』>

『マカロニ』は、500種類以上あると言われているパスタの一つです。真ん中に穴が開いた筒状のマカロニは、サラダなどでよく使われます。他にもねじれた形、自転車の車輪のような形など、いろいろな形があります。マカロニは、小麦の一種のセモリナ粉に水を加えて練り、その生地を型から押し出して作ります。日本には、明治時代に長崎にきたフランス人が伝えたそうです。今日のサラダには、りぼんの形のマカロニを入れました。野菜と一緒によくかんで食べましょう。

2月14日(水曜日)

2月14日

わかめごはん 牛乳 焼きぎょうざ 五色あえ

大根のそぼろ煮

<『ぎょうざ』を最初に食べたのは…>

中国では、『点心』という食事と食事の間をつなぐ料理として、『ぎょうざ』が出されます。小麦粉で作ったうすい皮に、肉や野菜などを混ぜた『あん』を包んで『焼く・むす・揚げる・煮る』のどれかで火を通します。日本で初めてぎょうざを食べたのは『水戸黄門』だと言われています。中国からやってきた人に教わったそうですが、庶民はかんたんに食べられなかったそうです。今日は、お肉の入ったぎょうざを、オーブンで焼きました。こんがりと焼き目がついておいしそうです。

2月15日(木曜日)

2月15日

白ごはん 牛乳 チキン南蛮 和風サラダ

大根と油揚げのみそ汁

<宮崎県生まれです!『チキン南蛮』>

『チキン南蛮』は、宮崎県の郷土料理で、昭和30年頃、延岡市の洋食店で誕生しました。タルタルソースをかけたものが有名ですが、元々はありませんでした。『南蛮』とは、戦国時代に来日したポルトガルの人々や文化のことです。その食文化の中に、魚などを唐辛子が入った甘酢に漬けこんだ『南蛮漬け』という料理があり、衣を付けて揚げた鶏肉を南蛮漬けにしたことから、チキン南蛮と名付けられました。給食では、タルタルソースはない発祥時のチキン南蛮を再現してみました。

2月16日(金曜日)

2月16日

カレーライス 牛乳 ひじきとチーズの鉄骨サラダ

デコポン

<『 デコポン 』のおいしい季節です>

『デコポン』は、へたの部分がぽこんととび出ているのが特徴で、『清見オレンジ』と『ポンカン』という2つのみかんをかけ合わせた『しらぬい』という品種です。最初は、すっぱいと思われていたしらぬいですが、収穫してから置いておくと甘くなることがわかり、熊本県を中心に栽培されるようになりました。しらぬいの中でも、甘みや酸味などのきびしい基準を満たしたものだけが、デコポンとしてお店に並びます。今が旬の果汁たっぷりののデコポンを味わって食べましょう。

2月19日(月曜日)

2月19日

白ごはん 牛乳 かぼちゃひき肉フライ

カレー風味のおからサラダ 厚揚げのみそ汁

<捨てるのはもったいない!『おから』>

豆腐を作る時に、ゆでた大豆をつぶして豆乳をとりますが、『おから』は、その後に残るかたまりのことです。色の白さと見た目が、春にさく『うの花』に似ていることから、うの花とも言われます。おからは、おなかの調子を良くする食物せんいが多いだけでなく、記憶力を高めたり、血の流れをスムーズにしたりする働きがあります。栄養たっぷりのおからは、煮物やコロッケなどいろいろな料理に使うことができます。今日は、カレーが香るサラダにしました。残さず食べましょう。

2月20日(火曜日)

2月20日

フィッシュバーガー 牛乳 野菜のソテー

クラムチャウダー

<給食で大活躍!『米粉』>

『米粉』とは、ごはんになるお米を粉にしたものです。昔からおせんべいや和菓子などを作るのに使っていましたが、最近では小麦粉の代わりに麺類やケーキ、パンなどにも広く使われるようになりました。小麦粉と違ってでんぷんが多いことから、パンがモチモチとした食感になったり、揚げ物がサクッとした歯ざわりになったりします。また、日本で大切に育てられた米が原料なので、安心して食べることができます。今日は、クラムチャウダーのとろみ付けに使いました。

2月21日(水曜日)

2月21日

白ごはん 牛乳 豚肉のしょうが炒め

レモン酢あえ 里芋と小松菜のみそ汁

ヨーグルト

<古くから食べられている『里芋』>

『里芋』は、東南アジアで生まれ、中国を通って縄文時代に日本にやって来ました。山で自然に育ついもを『山芋』と言うのに対して、人里で育てられるいもであることから『里芋』と名づけられました。里芋は、皮をむくとヌメヌメしているのが特徴です。このヌメヌメの正体は、食物せんいの一種で、おなかの中をそうじして、良い菌をふやしてくれます。また、カリウムも多く含まれ、余分な塩分を体の外に出してくれます。今日は、みそ汁に入れました。しっかり食べましょう。

2月22日(木曜日)

2月22日

梅菜めし 牛乳 五目厚焼きたまご 大根なます

すき焼き風煮 型抜きチーズ

<今も昔も人気者☆『すき焼き』>

『すき焼き』の『すき』とは、古くから畑を耕すために使われている道具のことです。昔は、鉄の鍋がなかったので、この『すき』を火の上にのせて、肉や魚などを焼いて食べていました。すき焼きと言えば牛肉ですが、牛肉がよく食べられるようになったのは明治時代からです。その頃は、みそで味付けすることが多かったそうです。だんだんと肉の質が良くなってくると、砂糖やしょうゆで味付けするようになりました。今では海外でも『スキヤキ』と呼ばれ、人気のある日本食です。

2月26日(月曜日)

2月26日

肉みそ丼 牛乳 野菜たっぷりパオズ

春雨と豆腐のスープ

<『春雨』はどうやって作るのかな?>

今日のスープに入っている『春雨』は、緑豆やじゃがいもなどのでん粉でつくられています。でん粉の生地を、小さな穴の開いた機械を通して熱湯に落として作ります。細くなった生地が落ちていく様子が、菜の花が咲く頃にしとしと降る、春の雨に似ていることから『春雨』と名付けられました。春雨は、中国では千年以上前から食べられているそうです。今日は、春雨のツルツルとした食感を楽しみながら、しっかり食べましょう。

2月27日(火曜日)

2月27日

バターロール 牛乳 鶏肉のレモンマリネ

小松菜とツナのサラダ コーンの豆乳ポタージュ

<『 アンの青春 』からとび出した料理>

今日の給食は、赤毛のアンのシリーズから、2巻目の『アンの青春』に出てくる料理を作りました。16歳になったアンは、小学校の先生になりました。理想と希望に胸をふくらませつつ、さまざまな経験を通して成長していきます。ある日、道に迷ったところでミス・ラベンダーの家に行きあたります。話をする中で、共感できることが多くあるとわかった2人。その後、親友となったミス・ラベンダーが腕によりをかけて作った『鶏肉のレモンマリネ』を、給食で再現してみました。

2月28日(水曜日)

2月28日

白ごはん 牛乳 さばの香味焼き

小松菜とたまごの磯マヨあえ 沢煮椀

<野菜がたくさん『沢煮椀』>

『沢煮椀』と聞いて、どんな料理かわからない、という人がたくさんいるのではないでしょうか。沢煮椀は、豚肉と千切りにしたにんじんや大根などの野菜を入れて作る、すまし汁です。その昔、漁師さんが漁に出るときに持っていった、塩漬けした肉と野菜で作ったのが始まりだと言われています。名前についている『沢』という言葉は、昔の言葉で『たくさんの』という意味があります。シャキシャキとした歯ざわりのよい野菜がたくさん入った、おいしい汁物になっています。

2月29日(木曜日)

2月29日

白ごはん 牛乳 白身魚と大豆の甘酢がらめ

梅おかかあえ さつま汁

<すっぱくてもいいことたくさん☆『梅干し』>

黄色くじゅくした梅の実を、塩をまぶしてしその葉といっしょに漬けます。その後、太陽の光に当てて干すとできるのが『梅干し』です。『すっぱくて、キライ!』という人もいるかもしれませんが、このすっぱい味にばい菌をやっつけたり、からだの疲れをとったり、おなかの調子を整えたりする力があります。今日は、梅干しをペースト状にしたものと、かつおぶしで野菜をあえました。ほどよいすっぱさで、食欲がわいてきます。苦手な人も、まずはひと口食べてみましょう。

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