小学校・中学校の献立(令和6年1月)
更新日:2024年02月05日
1月15日(月曜日)
白ごはん 牛乳 いわしのおかか煮
キャベツともやしの酢の物 具だくさん汁
<日本人には欠かせない『いわし』>
『いわし』は、古くから日本人になじみ深い魚で、人々の大切なたんぱく源でした。たくさんとれたため、日本各地にいわしを使った郷土料理が生まれました。香川県のしょうゆ漬けのいわしをごはんに混ぜる『いりこめし』、長崎県のいわしのすり身を油で揚げる『いわしもち』などがあります。石川県には、いわしをぬか漬けにした『こんかいわし』という保存食があります。今日は、骨ごと食べられて、カルシウムがしっかりとれるおかか煮にしました。残さず食べましょう。
1月16日(火曜日)
キャロットパン 牛乳 チーズはんぺんフライ
大根サラダ ポークビーンズ
<石川県でとれた『大豆』です>
『大豆』は、私たち日本人が昔から食べてきた食べ物の1つです。小豆や金時豆などと違い、たんぱく質が多く含まれているので『畑の肉』とも呼ばれます。骨や歯を強くするカルシウムや、食べた物をエネルギーに変えるビタミンB群も多く、体が大きく成長するのを助けてくれます。また、大豆をもとにしてさまざまな食品も作られています。豆腐や油揚げ、納豆や大豆ミートなど、給食でも大活躍です。今日は、石川県産の大豆をポークビーンズにしました。よくかんで食べましょう。
1月17日(水曜日)
プルコギ丼 牛乳 えびの包み揚げ
豆腐とわかめの中華スープ
<成長期に食べてほしい『えび』>
『えび』は、長いひげと腰が曲がった姿をお年寄りに見立て、お正月やお祝いの時に長寿を願って食べられます。えび類は、大小いろいろな種類があり、その数は世界で3000種類以上もあります。その中で、日本で食べられているのは20種類ほどです。えびには、たんぱく質が多いだけでなく、体の疲れをとってくれるタウリンも含まれています。『アスタキサンチン』という赤い色素は脳の働きを活発にして、集中力を高めてくれます。プリっとした食感を楽しんで食べましょう。
1月18日(木曜日)
白ごはん 牛乳 野菜のお好み風 千草あえ
呉汁 いちごヨーグルト
<『 呉汁 』って、どんな料理かな?>
『呉汁』は、日本の各地で食べられてきた大豆を使った郷土料理です。大豆は、やせた土地でも育つため、田んぼのあぜに植えられており、庶民にとって身近なものでした。大豆を水に浸してすりつぶしたものを『呉』といい、呉を野菜たっぷりの汁の中に入れたものが呉汁です。昔は、肉や魚が毎日食べられるわけではなかったので、たんぱく質が豊富な大豆は欠かせないものでした。寒い冬に体を温めてくれる栄養満点の汁物です。給食では、食べやすいように豆乳を使って作りました。
1月19日(金曜日)
白ごはん 鶏肉の唐揚げ
小松菜とひじきのごまマヨあえ
豆腐とチンゲンサイのみそ汁
<栄養満点!海の野菜『 ひじき 』>
『ひじき』は、わかめやこんぶと同じ海そうの仲間です。海の中でも岩がたくさん転がっているところで育ち、大きいものは1メートルを超える長さになります。日本人は、昔から海そうを料理に取り入れてきました。ひじきも、平安時代には食べられていたそうです。骨や歯を強くするカルシウム、血を作る材料になる鉄分、おなかの中をきれいにそうじしてくれる食物せんいなど、栄養がギッシリつまっています。今日は、野菜やハムと一緒にあえ物にしました。残さず食べましょう!
1月22日(月曜日)
白ごはん 豚肉コロッケ 小松菜の煮びたし
かす汁
<からだを温めてくれる『粕汁』>
今日は、おみそ汁に『酒粕』をたっぷり入れた『粕汁』を出しました。酒粕は、日本酒を作る時のもとになる『もろみ』をしぼって、後に残った白色のかたまりです。『かす』とは名ばかりで、いろいろな栄養素をバランスよく含んでいて、すばらしいことがわかり、価値が見直されている食べ物です。寒い冬には粕汁が体を中から温めて、カゼやインフルエンザに負けない体を作ります。アルコールはとばして作ってあるので、安心してください。粕汁で体の中から温まりましょう。
1月23日(火曜日)
バターロール 厚揚げの豆乳グラタン
キャベツとツナのサラダ もやしスープ
<寒さに負けない食事をしよう!>
1月は1年で最も寒さが厳しい季節です。寒くても元気に活動するためには、栄養や睡眠をしっかりとって体調を整えることが大切です。冬はカゼやノロウイルスなどの感染症が流行しやすいので、免疫力を高めるビタミンA・C・Eを意識してとりましょう。冬においしいかぼちゃやブロッコリー、ほうれん草には、ビタミンAとCがたくさん含まれています。また、魚やナッツ類にはビタミンEが多く含まれています。しっかり食べて、寒さに負けず過ごしましょう。
1月24日(水曜日)
白ごはん 味つけのり さばの糀焼き
即席漬け めった汁
<『 全国学校給食週間 』が始まりました!>
給食は,明治22年山形県鶴岡市で初めて実施され、全国各地に広がりました。第二次世界大戦が終わった後、食料の不足で日本の子ども達は、空腹と飢えに苦しんでいました。そんな子ども達を助けようと、世界中の国々から粉ミルクや缶詰などが贈られ、学校給食が再び再開されました。全国学校給食週間は、世界中の人々の温かい心に感謝し、学校給食が再開されたことを記念して定められました。今日は、日本で最初の給食「おにぎり・焼き魚・漬物」をイメージした給食です。
1月25日(木曜日)
白ごはん 豚肉とくわいの揚げがらめ
ブロッコリーの磯マヨネーズあえ
里いもと油揚げのみそ汁
<神子原町から届きました!『 くわい 』>
今日は、神子原町でとれた『くわい』を油で揚げて、豚肉と一緒に炒め物にしました。神子原町では、石川県内の生産量の約9割にあたる量のくわいが作られています。今から40年ほど前に、豊かできれいな水を生かして栽培が始まりました。角のような芽が生えた形をしているので、『芽が出る』『出世する』という縁起のよい食べ物としてお正月のおせち料理に使われています。ホクホクした食感に広がるほろ苦さは、ちょっぴり大人な味ですが、まずはひとつ食べてみましょう。
1月26日(金曜日)
カレーライス 白菜とひじきのレモンサラダ
みかん
<給食の人気メニュー『カレーライス』の歴史>
昭和51年、お米を使った給食が正式に開始されました。昭和57年1月22日、全国の小中学校の給食で、全国統一メニューが実施され、子ども達に最も人気の高いカレーがその日のメニューに選ばれました。カレーは、今も昔も、子どもたちにとって人気メニューとなっています。給食のカレーのおいしさの秘密は、りんごのすりおろしを使うこと、たくさんの玉ねぎをじっくり炒めることがポイントです。今日は、給食にまつわるカレーの歴史を感じながら、しっかり食べましょう。
1月29日(月曜日)
白ごはん のり香味ふりかけ 牛乳 ぶりフライ
あいまぜ 能登の里山いしる汁
<今こそ!食べて応援しよう!『奥能登給食」>
1月1日に石川県は大きな地震があり、奥能登地域では大変な被害を受けました。今でもたくさんの人たちが復興のために頑張っています。今日は奥能登地域の皆さんを応援する奥能登給食です。『あいまぜ』は能登地域に伝わる郷土料理です。野菜の水分と調味料だけで作り、酢は使わないのが特徴です。『いしる』は日本3大魚醤の1つで、イカや魚などを発酵させて作った伝統的な調味料です。奥能登地域の復興を願い、今こそ奥能登の食文化を食べてつないで応援しましょう!
1月30日(火曜日)
ミルクロール 牛乳 スペイン風オムレツ
れんこんのサラダ ミートボールシチュー
<給食パンのはじまりは…>
戦後間もない頃、日本は食料が不足しており、少しずつ給食は再開されていましたが、脱脂粉乳や缶詰を使ったおかずだけでした。昭和25年にアメリカから小麦粉が贈られて、コッペパン、ミルク、おかずの完全給食が始まりました。それから長い間、給食のパンは子どもたちのおなかを満たし、成長を助けてきました。その頃パンと一緒によく食べられていたのが、トマトシチューなどのスープです。今日は、ミートボール入りのシチューです。パンと一緒に味わって食べましょう。
1月31日(水曜日)
白ごはん 牛乳 揚げギョーザ
大根と小松菜の中華あえ
きのこと豆腐の坦々スープ
<『 大根 』のおいしい季節です>
寒くなってくると、甘くてみずみずしい『大根』がとれます。大根は、日本で古くから食べられてきた野菜の1つで、春の七草の1つである『すずしろ』は大根のことを言います。大根には、食べたものの消化を助ける働きがあり、昔から薬の代わりに食べることもあったそうです。大根は、サラダや汁物、おでんなどの煮込み料理にしたり、おろして使ったりと、さまざまな形で給食にも登場します。今日は大根の甘みや歯ざわりを生かして、小松菜とあえ物にしました。
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