小学校・中学校の献立(令和5年11月)

更新日:2023年12月06日

11月1日(水曜日)

11月1日

白ごはん 牛乳 さばのみそ煮

おからサラダ 鶏ごぼう汁

<『さば』のおいしい季節です。>

『さば』は、漢字で『魚へんに青い』と書きます。その漢字の通り、背中が青色をしている魚です。その昔、さばの口の中に小さな歯がたくさん並んでいることから、『小さい歯』や『狭い歯』と書いて『さば』と呼ばれていたそうです。さばには、筋肉や血の材料になるたんぱく質が多いほか、体によいEPAやDHAなどの脂がたっぷり含まれています。記憶力を高めたり、血をサラサラにしたり、いろいろな病気を防いだりしてくれます。栄養満点のさばを残さず食べましょう!

11月2日(木曜日)

11月2日

白ごはん せと風味ふりかけ 牛乳

きんぴら包み焼き 五色あえ

豆腐と玉ねぎのみそ汁

<栄養満点 ☆☆☆『 牛乳 』>

『給食にはどうして毎日牛乳がついているの?』とよく聞かれます。牛乳には、鉄とビタミンC以外のすべての栄養素が含まれており、特に日本人が不足しがちなカルシウムをとることができます。小学生から中学生の間はからだが大きく成長する時期で、骨も伸びて、太く強くなろうとします。そのため、骨の材料となるカルシウムもたっぷりとらなければならないのです。また、大人になってからでは骨のカルシウムを増やすことは難しいです。今のうちに牛乳をしっかり飲みましょう。

11月6日(月曜日)

11月6日

特別栽培米ごはん 牛乳 えびシューマイ

バンサンスー ジャージャン豆腐

<今週は『特別栽培米』ウィークです>

今週は『特別栽培米』のごはんです。特別栽培米とは、その地域の通常の栽培方法で使う化学農薬と化学肥料を、半分以下にして栽培されたお米です。化学農薬や化学肥料に頼らない分、手作業で雑草をぬいたり、自然由来の肥料を作ったり、とても手間がかかり、お米のとれる量も少なくなってしまいます。それでも食べる人の安心・安全のため、自然環境を守るために、特別栽培米を育てています。農家さんの思いがつまった特別栽培米を、感謝の気持ちで残さず食べましょう。

11月7日(火曜日)

11月7日

米粉パン 牛乳 オムレツのミートソース

海藻と野菜のサラダ 秋野菜のクリーム煮

<羽咋育ちの『さつまいも』です>

今日のクリーム煮には『さつまいも』が入っています。この時期、調理場に届くさつまいもは、羽咋市粟生町にある酒井農園でとれた『紅はるか』という品種です。酒井農園では、同じ畑で同じ作物を続けて作ると、土の中の栄養がたりなくなるため、順番に違う作物を作るようにしています。そうすることで、土の中の栄養が偏らずおいしい野菜が育ちます。見た目よりも味の良さを大事にしている農家さんです。ほくほくと甘い旬のさつまいもを味わって食べましょう。

11月8日(水曜日)

11月8日

特別栽培米ごはん 牛乳

大豆と煮干しのごまからめ

切り干し大根の彩りあえ

厚揚げとキャベツのみそ汁 豆乳プリン

<今日は『 いい(11)歯(8)の日 』です>

『いい歯の日』は、いつまでもおいしく楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってほしいという願いをこめて定められました。口の中を健康にするためには、むし歯を治すことはもちろん、よくかんで食べることも大切です。よくかんで食べると、体によいことがたくさんあります。口の中の健康だけでなく、脳の働きや体全体の調子がよくなります。給食では、かみごたえのあるものを献立にとり入れています。日頃からよくかんで食べることを心がけましょう。

11月9日(木曜日)

11月9日

特別栽培米ごはん 牛乳

ハンバーグのりんごソース

スパゲッティサラダ

豆腐のすまし汁

<ドイツ生まれの『ハンバーグ』>

今日は、みなさんの大好きな『ハンバーグ』です。ハンバーグは、ドイツのハンブルグという町で食べられていた、生の肉で作ったタルタルステーキを焼いたものが始まりだと言われています。ひき肉に、細かく切った玉ねぎやにんじんなどの野菜と、たまごやパン粉を混ぜてよくこねます。パンパンとたたいて空気をぬき、丸い形にととのえて、こんがりと焼きます。今日は、秋が旬のりんごを使ったソースをかけました。りんごの酸味と香りでさっぱりと、いつもとひと味ちがいます。

11月10日(金曜日)

11月10日

秋のきのこカレー 牛乳 いりこフライ

ヨーグルトあえ

<『きのこ』のおいしい季節です>

『きのこ』には、しいたけ・まいたけ・なめこ・エリンギなどたくさんの種類があります。私たちが食べているきのこはほんの一部で、山には食べられない『毒きのこ』もたくさん育っています。安全に食べることができるおいしいきのこを山で見つけるには、山の様子を見続けてきた長い経験が必要だと言われています。お店で売っているきのこは、ほとんどが栽培されたものなので、1年中食べることができますが、秋がおいしい季節です。きのこを食べて、秋の深まりを感じましょう。

11月13日(月曜日)

11月13日

白ごはん 牛乳 野菜の五色揚げ

即席漬け ちゃんこ鍋

型抜きチーズ

<お相撲さんの力のもと『ちゃんこ鍋』>

今日はちゃんこ鍋です。ちゃんこ鍋は相撲部屋で作られる鍋料理のことです。食材には、栄養バランスよく、そしてスタミナがつくように、野菜と一緒に肉も魚もたっぷり使います。肉は鶏肉を使います。とりは、2本足で立ち、手を付かないことからゲン担ぎとして使われるようになりました。今日のちゃんこ鍋には、鶏肉の他に、魚のつみれや豆腐などのたんぱく質がたっぷりです。また、体の調子を整える野菜もたくさん入っています。残さず食べて、しっかり力をつけましょう。

11月14日(火曜日)

11月14日

キャロットパン 牛乳 お豆のキッシュ風

キャベツとツナのサラダ

もやしのスープ 豆乳ブラマンジェ

<フランスの伝統料理『キッシュ』>

『キッシュ』は、フランスのアルザス=ロレーヌ地方に古くから伝わる料理です。パイやタルトの生地に、ベーコンや野菜、卵にチーズや生クリームを混ぜたものを入れて、オーブンで焼き上げます。ロレーヌ地方では、その昔、春の訪れを祝う5月のお祭りがあり、お祭りに欠かせない料理がキッシュでした。見た目が華やかで、ケーキのように切り分けて食べるキッシュは、お祝いの席にピッタリです。給食では、一人分ずつカップに入れて焼いています。残さず食べましょう。

11月15日(水曜日)

11月15日

中島菜チャーハン 牛乳 春巻き

もずくと春雨の酢の物

中華五目スープ

<能登野菜です!『中島菜』>

『中島菜』は、七尾市の中島町で江戸時代ごろから作られており、能登地方で古くから育てられている『能登野菜』の1つです。きれいな緑色とギザギザの葉っぱが特徴で、ビタミンCや、骨を丈夫にするカルシウムがたくさん含まれています。また、血圧の上昇を抑える働きがあり、健康野菜としても有名です。中島菜は、雪の下で冬を超すぐらい生命力が強く、『農薬いらず』とも言われています。今日は、しらす干しと一緒にチャーハンにしました。味わってしっかり食べましょう。

11月16日(木曜日)

11月16日

白ごはん 牛乳 ふくらぎのごまみそ焼き

ブロッコリーの和風サラダ

かぼちゃのそぼろ煮

<名前が変わる魚です『ふくらぎ』>

『ふくらぎ』は『ぶり』の子どもの頃の名前で、大きくなるにつれて呼び名が変わる『出世魚』です。ふくらぎは、北陸地方でしか通じない名前で、関東では『イナダ』関西では『ハマチ』と呼ばれます。その昔、たくさん水揚げされたときに『港に福が来た』と言ったことから名づけられました。たんぱく質が多く、脳の働きをよくしたり、生活習慣病を防いだりする脂がたっぷり含まれています。今日はふくらぎにごまみそをぬって、オーブンで焼きました。旬の味を楽しみましょう。

11月17日(金曜日)

11月17日

自然栽培米ごはん 牛乳 豚肉のこうじ焼き

チンゲンサイとひじきのあえ物 打ち豆汁

<雪国の伝統食です『 打ち豆 』>

『打ち豆』は、水にひたした大豆をつぶして、乾燥させたものです。海に面し、雪がたくさん降る地域で昔から作られている大豆の保存食の1つです。今よりも肉や魚が手に入りにくかった頃、たんぱく質をとるために大切な食材でした。石川県でも、みそ汁や煮物などで多くの人に親しまれてきました。平べったい形をしているので、料理する時間が短くてすむのも良いところです。大豆のもっている栄養がそのまま残っているので、よくかんで残さず食べましょう。

11月20日(月曜日)

11月20日

プルコギ丼 牛乳 焼きぎょうざ

豆腐とわかめの中華スープ

<韓国からやって来ました『プルコギ』>

『プルコギ』は日本のおとなり、韓国の料理です。韓国語で『プル』は『火』、『コギ』は『肉』という意味です。甘辛いつけだれに肉を漬けこんで、野菜と一緒に焼いて食べる、日本の焼き肉とすき焼きの中間のような料理です。つけだれには、にんにくやしょうがの他に、りんごやなしのすりおろしを入れたりして、それぞれのお店や家庭で工夫するそうです。給食では、ごはんがすすむように少しピリッと辛いたれに漬けています。ごはんにのせて、残さず食べましょう。

11月21日(火曜日)

11月21日

きな粉揚げパン 牛乳

キャベツとブロッコリーのサラダ

ミネストローネ お米のタルト

<イタリアの家庭の味です『ミネストローネ』>

『ミネストローネ』は、イタリア語で『具だくさん』や『ごちゃ混ぜ』という意味です。赤いトマト味のスープのイメージが強いですが、本場イタリアでは、トマトが入っていない場合も多いそうです。たくさんの野菜と豆やベーコンを入れてコトコト煮込んで作ります。家庭によって入れる材料もちがえば、味付けもさまざまです。お母さんが作る、日本のみそ汁のようなスープです。給食では、いろいろな野菜と鶏肉や大豆を入れて具だくさんにしています。味わって食べましょう。

11月22日(水曜日)

11月22日

白ごはん のり香味ふりかけ 牛乳

根菜メンチカツ さつまいもサラダ

豆腐のみそ汁

<感謝の気持ちをこめて…>

『いただきます』と『ごちそうさま』にはどんな意味があるか知っていますか?食事の前の『いただきます』は、食材となった自然の恵みや、生き物の命をいただくことへの感謝を表す言葉です。食事の後の『ごちそうさま』には、この食事を作るために、野菜を育てた人、食材を運んでくれた人、調理してくれた人など関わった人たちへの感謝の気持ちがこめられています。11月23日は『勤労感謝の日』です。毎日食べられることに感謝して、心を込めて言えるといいですね。

11月24日(金曜日)

11月24日

白ごはん 牛乳 いわしのサクサク揚げ

小松菜のごまあえ タイピーエン

<熊本県の郷土料理『太平燕』>

『太平燕』は、熊本県の中華料理店や家庭でよく食べられている料理で、春雨をメインに野菜や豚肉、魚介類などを入れた具だくさんのスープです。中国の福建省で、お正月やお祝い事の際に食べられていた料理が、中国から渡って来た人々によって日本へ伝えられました。そして、日本で手に入る材料に合わせて変化し、今では熊本県の郷土料理といわれるようになりました。熊本県では、揚げた卵をのせるのが定番ですが、給食ではうずらの卵を入れました。味わって食べましょう。

11月27日(月曜日)

11月27日

白ごはん 牛乳 五目厚焼きたまご

ブロッコリーのおかかあえ すき焼き風煮

<花のつぼみを食べています『ブロッコリー』>

野菜には、葉の部分を食べるもの、茎の部分を食べるもの、花の部分を食べるもの、根の部分を食べるもの、実を食べるものがあります。今日のあえ物には、花の部分を食べる『ブロッコリー』を使いました。ブロッコリーは、地中海沿岸で生まれたキャベツの仲間です。ビタミンCやビタミンAが多く、肌をピカピカにしたり、カゼを予防したりしてくれます。また、カルシウムを骨にくっつける働きをするビタミンKも多く、栄養満点の野菜です。残さず食べましょう。

11月28日(火曜日)

11月28日

コロッケサンド 牛乳 コールスローサラダ

クラムチャウダー

<貝のうまみたっぷり!『 クラムチャウダー 』>

『クラムチャウダー』は、はまぐりやあさりなどの貝類と色とりどりの野菜を使った具だくさんのスープです。『クラム』は英語で『二枚貝』、『チャウダー』はフランス語で『大きな鍋』という意味があり、煮込み料理を表す言葉として使われます。今から400年ほど前に、アメリカに上陸した人々が、貝をとって料理したのが始まりと言われています。その後、牧畜が始まり、牛乳や乳製品を入れるようになりました。今では、アメリカ東海岸の名物料理となっています。

11月29日(水曜日)

11月29日

白ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン

チャプチェ 豆腐とたまごの中華スープ

<韓国の人気者『ヤンニョムチキン』>

『ヤンニョムチキン』は、韓国式のフライドチキンの事で、鶏肉に衣をつけて揚げ、甘辛いたれをからめたものです。韓国では、コチュジャンなどの香辛料に、にんにくやしょうがなどを混ぜたものを『ヤンニョム』と言い、いろいろな料理に使います。アメリカから伝わったフライドチキンにも、ヤンニョムを合わせたところ、おいしくて今ではファーストフードの定番になっています。給食では、手作りのヤンニョムをからめました。ごはんと一緒にしっかり食べましょう。

11月30日(木曜日)

11月30日

カレーピラフ 牛乳 チーズ入り肉だんご

キャベツのサラダ コンソメスープ

メープルケーキ

<寒くてもしっかり手洗いを!>

水が冷たいからと言って、手洗いをサッとすませていませんか?冬はインフルエンザやノロウイルスが流行する季節です。新型コロナウイルスにも、まだ気をを付けなければいけません。いろいろなところに触れる手には、知らない間にたくさんのばい菌や汚れが付いています。外から帰ったとき、食事の前、トイレの後など、石けんでしっかり手を洗いましょう。洗った後は、清潔なタオルやハンカチでふくことも忘れずに。感染症を予防して、元気に学校生活を送りましょう!

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