小学校・中学校の献立(令和5年12月)

更新日:2023年12月26日

12月1日 (金曜日)

12月1日

白ごはん 牛乳 豚肉のみそ粕漬け

ブロッコリーの磯マヨネーズあえ

のっぺい汁 いちごのレアチーズ

<『酒粕』は栄養の宝庫です☆>

今日は、みそと『酒粕』を混ぜた中に豚肉を漬けこんでから、こんがりと焼きました。酒粕は、蒸したお米に麹と水、酵母を合わせて発酵させた日本酒をしぼる時に残る、白いかたまりです。残り物に見えますが、実はこの中には発酵の途中で生み出されたうま味成分や栄養分がたくさん含まれています。また、肉や魚をやわらかくしたり、ウイルスと戦う免疫力を高めたりする働きもあります。みそに混ざってほのかに香る、酒粕の甘い香りを味わって、残さず食べましょう。

12月4日(月曜日)

12月4日

白ごはん いかのチリソースかけ

野菜の中華あえ 中華コーンスープ

<よくかんで食べよう!『 いか 』

『こんな姿なのに、最初に食べた人はなぜ食べてみようと思ったのかな?』と考えてしまう食べ物がありますが、『いか』もそんな食べ物の1つです。見た目と違い、とてもおいしく、日本人は世界で1番いかを食べています。脂質が少なく、筋肉や血の材料になるたんぱく質が多いので、成長期の小中学生にはぜひ食べてもらいたい食べ物です。かめばかむほど、甘みとうまみがでてきます。今日はいかのチリソースかけです。ピリ辛の味でごはんが進みます。よくかんで食べましょう。

12月5日(火曜日)

12月5日

ミルクロール ミートボールの豆乳グラタン

花野菜のサラダ コンソメ・ジュリアン

<調理員さんの手作りです!『 グラタン 』>

『グラタン』は、給食でとても人気のあるメニューです。とろけるようなホワイトソースに、いろいろな食材を混ぜて、おいしく食べることができます。フランス料理の1つであるグラタンは、『表面に焼き色のついたうすい膜を作る』料理の方法が名前になったものです。苦手な食べ物もグラタンにすると、なぜか残さず食べることができます。今日は、調理員さんが愛情こめて作った、ミートボールと野菜、そして豆乳を使ったソースを合わせたグラタンです。しっかり食べましょう。

12月6日(水曜日)

12月6日

梅しそごはん ささみフライ

小松菜と高野豆腐のあえ物

里芋と油揚げのみそ汁

<失敗から生まれた『高野豆腐』>

その昔、和歌山県にある『高野山』のおぼうさんが、寒い日に豆腐を買ってきました。豆腐を外に出したまま、次の日の朝が来て、豆腐はカチンコチンに凍ってしまいました。なんとか食べられないかと、太陽に当ててみたところ、水分がとび、乾燥されて新しい豆腐ができたそうです。これが『高野豆腐』のはじまりです。今日は、そんな高野豆腐を細切りにして、野菜と一緒にあえました。よくかんで味わってたべましょう。

12月7日(木曜日)

12月7日

自然栽培米ごはん 県産さばの竜田揚げ

自然栽培れんこんと菊いものキンピラ

自然栽培かぶとさつまいものみそ汁 ヨーグルト

<『 自然栽培 』のお米や野菜を味わおう!>

今日の給食には、『自然栽培』で育てられた羽咋のお米と野菜を使いました。自然栽培とは、農薬や肥料を使わずに、太陽や土など自然の力を最大限に引き出して作物を育てます。自然の力で育った米や野菜は、作物がもつ本当の味がしっかりと感じられます。農薬を使わないので、田畑のまわりに住む虫や鳥などの生き物も安心して生きられます。今日は、自然栽培米ごはん、自然栽培のれんこんと菊いもはキンピラに、かぶとさつまいもをみそ汁にしました。味わって食べましょう。

12月8日(金曜日)

12月8日

白ごはん いわしのしょうが煮 ゆかりあえ

みそおでん

<給食の人気もの!『 みそおでん 』>

『おでん』は『田楽』という料理を作っていた人が発明しました。田楽は、串にさした食べ物にみそをぬって焼く料理ですが、寒い日になると、すぐに冷たくなってしまうため、ほとんど売れませんでした。そこで、寒い日に、田楽の材料を全部鍋に入れて煮こんだところ、飛ぶように売れ始めました。この温かい田楽を『おでん』と名づけ、寒い冬にぴったりの新しい料理が生まれたのです。給食のみそおでんも、寒い日に『家でも食べたい、作りたい』と言われるほど人気です。

12月11日(月曜日)

12月11月

肉みそ丼 かぼちゃシューマイ

豆腐とブロッコリーのあんかけスープ

<しっかり食べて、元気なからだ!>

給食は、からだの成長を助け、病気に負けない強いからだをつくるために、栄養を考えて作っています。なので、みんなのからだに必要な栄養がたっぷり含まれていて、ウイルスや細菌に打ち勝つ力『免疫力』を高めてくれます。また、給食を残さず食べて、からだを動かし、ぐっすり眠るとウイルスが逃げていくような強いからだをつくることができます。よくかんで『どんな味がするかな?』『どんな材料が使われているのかな?』と味わって残さず食べましょう。

12月12日(火曜日)

12月12日

セルフメンチカツバーガー 小松菜のソテー

コーンの豆乳ポタージュ

<フランス料理の代表!『ポタージュ』>

ポタージュとは、フランス語で「スープ」という意味です。フランスでは、いろいろな種類のスープをまとめて「ポタージュ」といいます。とろみのついたものは「ポタージュリエ」、すんだものは「ポタージュクレール」と言うそうです。日本では一般的に、とろみのついたスープのことをポタージュと言っています。寒くなってくると、とろみのついたスープは体が温まります。今日は、玉ねぎとコーンたっぷりの豆乳を使ったポタージュです。しっかり食べて、体を温めましょう。

12月13日(水曜日)

12月13日

わかめごはん ししゃもフライ 福神あえ

とり野菜

<石川県生まれの『とり野菜』>

日本には、いろいろな鍋料理がありますが、石川県で鍋料理と言えば、やっぱり『とり野菜』です。江戸時代、北海道と大阪の間を行ったり来たりしていた北前船に乗っていた船乗りたちに、魚や野菜をたっぷり入れた、みそ味の鍋を作ってあげたのが始まりだそうです。とり野菜の『とり』は、中に入れた鶏肉のことではなく、『野菜や栄養をとる』という意味でつけられました。肉も野菜もたっぷり使うとり野菜は、カゼや病気に負けない、元気なからだを作ってくれます。

12月14日(木曜日)

12月14日

白ごはん 鶏肉のコーンフレーク焼き

のり酢あえ キャベツと油揚げのみそ汁

<サクサクおいしい!『コーンフレーク』>

『コーンフレーク』は、蒸したとうもろこしを荒く砕き、乾燥させた後、ローラーで薄くのばして焼き上げたものです。1894年、アメリカでケロッグ博士が開発し、健康食品として売り出したのが始まりで、日本でもいろいろな味のものが売られています。コーンフレークは、エネルギーになる糖質が多く、おなかの中をきれいにそうじしてくれる食物せんいも含まれています。今日の給食は、コーンフレークを砕いて衣として使いました。サクサクの食感を楽しんで食べましょう。

12月15日(金曜日)

12月15日

根菜カレー ひじきのマリネサラダ

りんご

<『 根菜 』って、どんな野菜かな?>

今日のカレーには『根菜』を入れました。『根菜ってどの野菜だろう?』と思うかもしれませんが、根っこの部分が食べられる野菜全部のことを根菜と言います。カレーの中をのぞくと、にんじん・だいこん・ごぼう・れんこんが見えますが、これらが根菜と言われる野菜たちです。土の中で大きく育つので、食物せんいがたっぷり含まれており、おなかの中をきれいそうじしてくれます。また、水分が少ないので、からだを温める効果もあります。カレーと一緒に残さず食べましょう!

12月18日(月曜日)

12月18日

白ごはん 牛乳 野菜たっぷりパオズ

ブロッコリーのごま酢あえ 豆腐の中華煮

<『パオズ』ってどんな料理かな?>

『パオズ』とは中華料理の点心の一つです。見た目はギョーザに似ていますが、ギョーザとは違い、小麦粉でできた生地をイーストで発酵させて作ります。豚肉やねぎ、シイタケなどをよく混ぜて味付けした肉あんや、小豆にごまやラードを混ぜた小豆あんなどを包みます。ギョーザは蒸す、焼く、揚げるなどいろいろな調理法がありますが、パオズは蒸すだけです。パオズは世界の国々に伝わり、アレンジされていて、日本では『中華まん』となり、今ではいろいろな味のものがあります。

12月19日(火曜日)

12月19日

バターロール 牛乳 ハンバーグのきのこソース

カラフルサラダ たまごスープ

<いろんな料理で活躍します!『ツナ』>

今日のサラダには『ツナ』が入っていますが、何から作られているか知っていますか?ツナとは、英語でマグロ類のことですが、日本ではマグロやカツオを蒸して油に漬けたり、スープに漬けたりしたものをツナとよんでいます。ツナには、魚の栄養がほとんどそのまま残っているので、体を作るのに必要なたんぱく質がたくさん含まれています。また、骨を丈夫にするのを手助けするビタミンKなども豊富です。いろいろな料理に合うツナは、給食でも家庭でも人気者ですね。

12月20日(水曜日)

12月20日

白ごはん 牛乳 ふくらぎのごまマヨ焼き

小松菜の煮びたし 具だくさん汁

<体にやさしい『みそ汁』>

昔から日本人はよくみそ汁を飲んでいました。昔のみそは、今のようなみそとは違い、大豆の粒が残ったままでした。鎌倉時代にすり鉢が使われるようになり、すり鉢でつぶした『こしみそ』が作られるようになりました。みその粒が小さくなったことによって、水にとけやすくなり、みそ汁が誕生したと言われています。ごはんのお供に、塩気のあるみそ汁は人々の元気の源になっていたようです。今日は、野菜たっぷりの具だくさんなみそ汁です。しっかり飲んで体を温めましょう。

12月21日(木曜日)

12月21日

白ごはん 牛乳 かぼちゃひき肉フライ

しそ昆布あえ みそけんちん汁 ゆずゼリー

<明日は『冬至』です>

明日12月22日は『冬至』です。冬至は、1年で太陽が出ている時間が最も短くなる日で、この日を境に少しずつ日が長くなっていきます。昔の人は、太陽の力が弱まると人間の運気もおとろえると考えていました。そこで、冬至の日にかぼちゃや小豆を食べて力をつけ、ゆず湯で身を清めて幸運をよびこみ、病気や災いを払う風習が生まれました。冬至にちなんで、今日はかぼちゃとゆずを取り入れた献立です。残さず食べて、寒さに負けずに元気に過ごしましょう。

12月22日(金曜日)

12月22日

コンソメライスのクリームソースがけ 牛乳

星のコロッケ ほうれん草とツナの彩りサラダ

クリスマスデザート

<『 クリスマス 』のはじまり>

『クリスマス』は、キリスト教のお祭りの1つです。元々は、ヨーロッパで収穫を感謝する冬至や農耕のお祝いに、家族や親しい友人が集まって会食し、厳しい冬に備えるのが12月25日でした。その後キリスト教が広まって、キリストの誕生も一緒にお祝いするようになったそうです。キリスト教が根づいている国では、家族と食事をしたり教会へ行ったりして静かに過ごします。みなさんもお家で楽しいクリスマスを過ごしてくださいね。3学期に元気に登校してくるのを待っています!

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