小学校・中学校の献立(令和5年10月)
更新日:2023年11月06日
10月2日(月曜日)
白ごはん 牛乳 かつおフライ
ポテトサラダ
チンゲンサイのみそ汁
<旬が2回あります『かつお』>
『かつお』は、赤道の近くの温かい海で生まれ、えさを求めて泳ぎ続けて、日本の近くにやってきます。春、九州から四国地方の海で獲れるかつおを『初がつお』黒潮にのって北へ向かって泳ぎ、秋、東北地方の海で獲れるかつおを『戻りがつお』と言います。かつおの脂に含まれるEPAやDHAという脂は、血液をサラサラにしたり、記憶力を高めたりしてくれます。また、貧血を防いでくれる鉄やビタミンB12も多いです。魚が苦手な人も、まずひと口食べてみましょう。
10月3日(火曜日)
ミルク食パン りんごジャム 牛乳
野菜肉だんご シーザーサラダ
バターナッツかぼちゃのポタージュ
<羽咋でとれた『 バターナッツかぼちゃ 』>
『バターナッツかぼちゃ』は、南アメリカ大陸で生まれ、アメリカではよく食べられています。皮はうすいクリーム色で、縦に長いひょうたんのような形をしています。『バターナッツ』という名前の通り、バターのようなねっとり感とナッツのような風味があります。カゼを予防するビタミンCや、皮ふや目の粘膜を健康にしてくれるビタミンAが豊富です。おなかをきれいにそうじしてくれる食物せんいもたっぷりです。今日は、かぼちゃの甘みを生かしたポタージュにしました。
10月4日(水曜日)
白ごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ
小松菜とれんこんのごまあえ
豆腐とわかめのみそ汁
<みんな大好き💛『唐揚げ』>
『唐揚げ』は、江戸時代に中国から伝わった料理で、今の唐揚げとは違い、小さく切った豆腐を油で揚げて、しょうゆと酒で煮たものでした。現在のような下味をつけた鶏肉に、衣を付けて揚げる唐揚げは、1932年に東京の食堂で誕生しました。その頃は鶏肉が貴重で、唐揚げはぜいたく品でしたが、だんだん日本でも鶏肉を食べるようになり、家庭でも作られるようになりました。給食では、『みんなが笑顔になるように』と調理員さんが心を込めて作りました。残さず食べましょう!
10月5日(木曜日)
肉みそ丼 牛乳 野菜シューマイ
たまごスープ
<『シューマイ』と『ぎょうざ』の違いは?>
『シューマイ』は、『点心』という食事と食事の間をつなぐために出される料理の1つです。豚肉をよくこね、小麦粉で作ったうすい皮に包んで蒸して作ります。中国とモンゴルの国境近くで生まれ、その後中国全土に広がったそうです。ぎょうざに似ていると言われますが、皮が四角い形をしていることと、必ず蒸して作られるところが大きく違うところです。今日は、とうもろこしやにんじんなどの野菜がたっぷりのシューマイです。味わって食べましょう。
10月6日(金曜日)
ハヤシライス 牛乳
キャベツとコーンのサラダ
ヨーグルト
<日本で生まれた『ハヤシライス』>
『ハヤシライス』は、うすく切った牛肉と玉ねぎをいためて、赤ワインやデミグラスソースを入れて煮込み、でき上がったソースをごはんにかけて食べます。日本で生まれた料理ですが、どのように生まれたかははっきりわかっていません。『ハッシュドビーフ』をごはんにかけたものを『ハイシライス』と言ったからとか、コックの林さんが店員さんのお昼ごはんに作ったからなど、いろいろな説があります。いずれにしても、子どもから大人まで人気の洋食メニューです。
10月10日(火曜日)
バターロール 牛乳 かぼちゃひき肉フライ
ツナマカロニサラダ 豆腐とベーコンの
コンソメスープ ブルーベリーゼリー
<目の健康について考えよう>
近年では家で過ごす時間が長くなり、スマートフォンやゲーム機などの使い過ぎで小中学生の視力が低下してきています。10月10日は『目の愛護デー』です。目の健康に役立つ栄養素はビタミンAとアントシアニンという成分です。ビタミンAは色の濃い野菜に含まれ、アントシアニンは、ブルーベリーやぶどうに含まれる色素の成分です。給食では、ビタミンAたっぷりのかぼちゃのおかずとアントシアニンたっぷりのブルーベリーゼリーを出しました。しっかり食べましょう。
10月11日(水曜日)
白ごはん 牛乳 和風ハンバーグ
切り干し大根のごまあえ 具だくさん汁
<『新米』のおいしい季節です☆>
今の時期に食べるごはんは、今年とれたピッカピカの『新米』です。『米』という漢字は、『八十八』という文字から作られています。お米は春に苗をたねもみから育て、田んぼに植えて水をやったり、草をかり取ったりしながら暑い夏をのりこえ、秋に黄金色に実ります。このように、お米ができるまでには88回もの手間がかかるという意味がこめられているのです。おいしいお米を作ってくれた農家の方に感謝の気持ちを持って、ひとつぶ残らず食べましょう!
10月12日8木曜日
白ごはん かつおごまふりかけ 牛乳
高野豆腐の甘辛がらめ レモン酢あえ
鶏肉と根菜のすまし汁
<すっぱいだけじゃない!『レモン』>
『レモン』は、ヒマラヤ山脈のふもとで生まれました。ビタミンCの量を表すときに『レモン何個分』と言われるのは、果物の中でも特にたくさんのビタミンCを含んでいるからです。その昔、何か月も船で旅をする船乗りの間で、原因のわからない病気がはやっていました。研究した結果、レモンに含まれるビタミンCが病気を治したり、防いだりすることがわかりました。今日は、レモン果汁を入れて野菜とかまぼこのあえ物を作りました。さわやかな酸味で、食欲がわいてきます。
10月13日(金曜日)
白ごはん 牛乳 鶏肉の照り焼き
小松菜とひじきのごまマヨあえ
みそけんちん汁
<日本発!世界に通じる『 照り焼き 』>
『照り焼き』は、日本に古くからある料理で、しょうゆ・酒・砂糖などを混ぜた甘みのあるたれを食材にかけながら焼く方法です。たれに含まれる糖分によって、表面にツヤツヤした『照り』が出て、香ばしいしょうゆの香りもするので、ブリなどの脂の多い魚や鶏肉と相性がよいです。外国でも『テリヤキ』と呼ばれ、焼いた肉にかけたり、漬け込んだりするテリヤキソースも売られているそうです。白いごはんだけでなくパンにも合う味として、外国の人たちにも愛されています。
10月16日(月曜日)
ビビンバ 牛乳 きびなごのサクサク揚げ
豆腐とわかめのスープ 型抜きチーズ
<まるごと食べてみよう!『 きびなご 』>
『きびなご』は、体長10センチほどの小さな魚で、銀色に輝く体の真ん中に青色の帯のような模様が走っています。昔から食べている鹿児島県では、帯のことを『きび』、魚のことを『なご』とよぶことから、この名前がついたそうです。きびなごは、血液をサラサラにするEPAや、記憶力を高めるDHAという脂肪酸を多く含むので、最近では健康食品としても注目されています。今日は、衣をつけて油で揚げました。頭からしっぽまで、よくかんで残さず食べましょう。
10月17日(火曜日)
キャロットパン 牛乳 ほうれん草オムレツ
キャベツとツナのサラダ
ルドルフのクリームシチュー
『ルドルフとイッパイアッテナ』からとび出した料理
うっかりトラックにのってしまい、岐阜から東京の江戸川区へ運ばれてしまった黒猫のルドルフは、親分猫と出会います。ルドルフの勘違いから親分猫の名前を「イッパイアッテナ」と覚え、そこからルドルフとイッパイアッテナの生活が始まります。本の中に登場するクリームシチューは、ルドルフの大好物。小学校の給食室で、調理員さんに分けてもらった料理です。今日は、ルドルフにも喜んでもらえるように、地域の野菜を使って、心も体も温まるクリームシチューにしました。
10月18日(水曜日)
白ごはん 牛乳 豚肉のハニーマスタード焼き
ブロッコリーのおかかマヨサラダ 豆乳汁
<『マスタード』って何だろう?>
『マスタード』は、からし菜という植物の種から作られます。日本で、おでんなどに使うツンと辛い『和からし』とは、作り方が違います。和からしは、からし菜の種を粉にして、水を加えて練ったもので、辛みを感じやすくなっています。マスタードは、からし菜の種をワインやお酢などの調味料に漬けて作ります。今日は、プチプチと食感が残った粒マスタードにはちみつを合わせて、豚肉を漬けてから焼きました。辛みが少なく、さわやかな風味とはちみつの甘みがよく合います。
10月19日(木曜日)
自然栽培米ごはん 牛乳 ソースチキンカツ
しそ昆布あえ 豆腐と玉ねぎのみそ汁
<料理をおいしくする『玉ねぎ』>
玉ねぎを切っていると、鼻にツンときて、なみだがポロポロ出てきます。これは『硫化アリル』という成分のせいです。『なんでこんなのがはいってるんだ!』と思うかもしれませんが、この硫化アリルにもいいところがあります。それは、玉ねぎを炒めたり、煮たりすると、甘くなって、料理をよりおいしくしてくれるのです。給食のカレーがおいしいのは、たくさんの玉ねぎを、時間をかけてじっくり炒めるからなのです。今日は、玉ねぎの甘みがたっぷりつまったおみそ汁です
10月20日(金曜日)
大豆のキーマカレー 牛乳
ひじきのマリネ りんご
<『 りんご 』のおいしい季節です。>
今ではお店でいつでも見かける『りんご』ですが、実は秋が旬の果物です。りんごは、今から4000年前から作られ、日本でもいろいろな種類のりんごが育てられています。りんごは『1日1個で医者いらず』と言われるほど、栄養価が高い果物です。特に、『ペクチン』とよばれる食物せんいが多く、おなかの中をきれいにそうじしてくれます。むいてしまいがちなりんごの皮にも、ビタミンCや食物せんいがたっぷりなので、皮ごと食べるのがおススメです。よくかんで食べましょう!
10月23日(月曜日)
白ごはん 牛乳 千草焼き
チンゲンサイの変わりあえ 肉じゃが
<小さくても栄養たっぷり『 しらす干し 』>
『しらす』とは、元々ウナギやニシン、イワシなどの魚の稚魚のよび名で、透き通った体の小さな魚を指していました。現在では、主にカタクチイワシの稚魚をゆでて干したものを、『しらす干し』とよんでいます。魚を丸ごと食べるしらす干しは、カルシウムがたっぷりで、歯や骨を強くしてくれます。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDもたくさん含まれています。今日は、野菜やわかめ、チーズと一緒にカルシウムがたっぷりとれるあえ物にしました。
10月24日(火曜日)
米粉パン 牛乳 ラザニア
カラフルサラダ オニオンスープ
<愛情たっぷり💛『ラザニア』>
『ラザニア』は、イタリアに古くからある料理です。ミートソースとホワイトソース、シート状にうすく伸ばしたパスタ生地、チーズを順番に重ねて、オーブンでこんがりと焼いて作ります。古代ローマ人が『ラサヌム』という浅い鍋を使ってパスタ料理を作っていたことから、ラザニアと名付けられたそうです。調理場では、重ねて焼くのは難しいので、リボン型のパスタをミートソースに混ぜて、チーズをのせて焼きました。調理員さんの愛情こめたラザニアを残さず食べましょう。
10月25日(水曜日)
白ごはん 牛乳 揚げさばの韓国風
大根のナムル ワンタンスープ
<食べるといいことがあるかも!?『ワンタン』>
『ワンタン』は、中国料理の一つで、小麦粉を練った生地をうすく正方形に伸ばして、肉や野菜などの具を包んでスープに入れたり、油で揚げたりして食べます。日本では、ワンタンの皮だけをスープやラーメンの具にすることが多いです。ワンタンを漢字で書くと『雲を呑む(雲吞)』と書きます。スープに入れたワンタンが、空に浮かぶ白い雲のように見え、呑んだ人には幸運がおとずれると言われることから名付けられました。ツルンとした食感を楽しんで食べましょう。
10月26日(木曜日)
白ごはん 牛乳 豚肉のしょうが炒め
磯の香あえ 里芋と白菜のみそ汁
<『しょうが』パワーで体ポカポカ>
『しょうがは体を温める』というのは、みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?それは、しょうがの辛み成分に血の流れを良くする効果があるからです。さらに、加熱すると糖質や脂肪から体の中で熱を作り、温める働きをする成分も生まれます。また、しょうがは肉や魚の臭みとりや殺菌作用もあり、古くから世界各地で食べられてきました。今日は、しょうがのすりおろしを入れた甘辛いたれで豚肉を炒めました。ごはんがすすみ、体の中から温まります。
10月27日(金曜日)
秋の香りごはん 牛乳 いわしのおろし煮
即席漬け 厚揚げと玉ねぎのみそ汁
<秋の味覚をごはんと一緒に☆>
秋は、食べ物がたくさんとれる季節です。りんごやかきなどの果物が実り、畑ではいろいろな作物が育ち、収穫されるのを今か今かと待っています。今日の『秋の香りごはん』は、名前の通り、秋においしい旬をむかえる食べ物をギッシリつめこみました。さて、どんな食べ物が入っているでしょう?さつまいも、ごぼう、しめじが秋に旬をむかえる食べ物です。旬の食べ物は、新しく、いつもより栄養も多く含まれています。体にもうれしい秋のごはんを味わって食べましょう。
10月30日(月曜日)
白ごはん のり佃煮 牛乳
大豆入り野菜かき揚げ
小松菜のごまみそあえ 豚汁
<日本人にはかかせない『大豆』> 『大豆』は、私たち日本人が昔から食べてきた食べ物の1つです。小豆や金時豆などと違って、たんぱく質が多く含まれているので『畑の肉』とも呼ばれます。骨や歯を強くするカルシウムや、食べた物をエネルギーに変えるビタミンB群も多く私たちの体が大きく成長するのを助けてくれます。また、大豆をもとにしてさまざまな食品も作られています。豆腐や油揚げ、納豆や大豆ミートなど、給食でも大活躍です。今日は、野菜と一緒にかき揚げにしました。よくかんで食べましょう。
10月31日(火曜日)
ミルクロール 牛乳 白身魚フライ ごぼうサラダ
野菜のスープ煮 ハロウィンデザート
<10月31日は『 ハロウィン 』です>
『ハロウィン』は、古代ケルト人が始めたと言われるお祭りで、秋に収穫したたくさんの食べ物に感謝し、悪いことをする精霊や魔女を追いはらうために行われます。悪霊をこわがらせるために、お化けや魔女の姿になったり、かぼちゃをくり抜いて『ジャックランタン』を作ったりします。仮装した子ども達が、近くの家を訪ねて、『トリック・オア・トリート』と言って、お菓子をもらい歩く風習もあります。今日は、ハロウィンにちなんでかぼちゃを使ったデザートをつけました。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
学校教育課
〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎4階
電話:0767-22-7131 ファクス:0767-22-7132
メールでのお問合わせはこちら