小学校・中学校の献立(令和5年9月)
更新日:2023年10月02日
9月1日(金曜日)
白ごはん 牛乳 揚げギョーザ 三色ナムル
マーボー豆腐
<2学期の給食がはじまりました>
長かった夏休みも終わり、今日から2学期です。みなさん給食のきまりは覚えていますか?給食の時間が始まったら、まず石けんできれいに手を洗い、清潔なハンカチでふきましょう。給食当番は、エプロン、帽子、マスクで身支度をして、盛りつけ開始です。おしゃべりせず、テキパキと配膳します。『いただきます』をしたら、よくかんで味わって食べましょう。『ごちそうさま』が終わったら、食器をきれいに重ねて、はしやスプーンも向きをそろえて片付けられるとステキですね。
9月4日(月曜日)
白ごはん こんぶふりかけ 牛乳 あじフライ
おからサラダ 切り干し大根のみそ汁
<生活リズムを整えよう!>
先週から2学期がスタートしましたが、朝なかなか起きられなかった人はいませんか?夏休み中に夜ふかししたり、食事を1日3回しっかり食べていなかったりすると、休み明けは体がだるいなどの不調が起こりやすくなります。毎日元気に登校するためには、朝起きたらまず朝日を浴びて体のスイッチを入れましょう。それから朝ごはんをしっかり食べます。日中は外で体を動かすと、夜はぐっすり眠れるようになります。生活リズムを整えて、2学期も元気に過ごしましょう!
9月5日(火曜日)
チーズとツナのセルフサンド 牛乳
トマトミートオムレツ もやしのスープ
<栄養満点☆☆☆『チーズ』>
『チーズ』は何から作られているか、知っていますか?給食に毎日ついてくる『牛乳』からチーズは作られています。今から6000年前のこと、羊の胃で作った袋に牛乳をいれておいたところ、酵素が働いて、自然に牛乳が固まり、チーズができたそうです。牛乳の栄養がギュッとつまっていて、筋肉や血を作るたんぱく質が牛乳の7倍、骨や歯を作るカルシウムが牛乳の6倍もあります。今日は、食パンにチーズとツナサラダを挟んで食べましょう。残さず食べれば栄養満点です!
9月6日(水曜日)
夏野菜のスタミナ丼 牛乳 えびの包み揚げ
春雨と豆腐のスープ
<夏野菜と自然栽培米を味わおう!>
夏野菜といえば、トマト、なす、ピーマン、かぼちゃ、とうもろこしなどたくさんありますね。夏が旬の野菜は、太陽の光をたっぷり浴びて栄養がたくさんつまっています。肌や粘膜の健康を守ってくれるビタミンAやビタミンCが豊富で、水分もたっぷりなので、水分補給にもなります。また、カリウムが余分な塩分を体の外に出してくれます。今日は、なすやパプリカ、ピーマンを使って栄養満点のスタミナ炒めにしました。自然栽培米のごはんにのせて、しっかり食べましょう。
9月7日(木曜日)
白ごはん 牛乳 いわしの梅煮 豚しゃぶサラダ
厚揚げとキャベツのみそ汁 巨峰ゼリー
<『豚肉』で夏の疲れを吹きとばそう!>
今日のサラダには、ゆでた豚肉が入っています。豚肉には、暑さで疲れた体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。食べたものをエネルギーに変える手助けをするビタミンB1は、鶏肉や牛肉の5倍~10倍も含まれていて、体の疲れをとってくれます。脳を働かせるためにも、ビタミンB1は欠かせません。また、貧血を予防する鉄分や、筋肉を作るたんぱく質もたくさん含まれています。まだ暑さが厳しいですが、豚肉を食べて、暑さに負けず勉強やスポーツに取り組みましょう。
9月8日(金曜日)
カレーライス 牛乳 大豆と野菜のサラダ
なし
<『 なし 』のおいしい季節です>
暑い夏の間に太陽の光をたっぷり浴びて、とても甘い『なし』がとれました。ス-パ-でもたくさん並んでいますね。なしは、弥生時代の頃には食べられていたというほど、日本人には古くから親しみのある果物です。悪いことが起きない(なし)という意味で、家を建てる時になしの木を使うこともあります。なしは、そのほとんどが水からできています。シャクシャクとした歯ざわりとさっぱりとした味は、暑さで疲れた体をいやしてくれます。今が旬のなしを味わって食べましょう。
9月11日(月曜日)
白ごはん 牛乳 照り焼きハンバーグ
のり酢あえ キャベツと油揚げのみそ汁
<磯の香りを感じよう『のり』>
今日のあえ物には、野菜やツナと一緒に『のり』を混ぜました。のりは、『あまのり』とよばれる種類の海そうを、よく洗って細かく切り、うすく広げて形を整えて、太陽の光で乾燥させて作ります。皮ふや目、口や胃の中をおおっている膜を新しく作り変えてくれるビタミンA、葉酸という栄養素と力を合わせて血のもとになる赤血球を作るビタミンB12が多く含まれています。うすい1枚の中にビタミンやミネラルなどがギュッとつまっています。残さず食べましょう。
9月12日(火曜日)
ミルクロール 牛乳 鮭のチーズフライ
コールスローサラダ ミネストローネ
<マヨネーズが決め手!『コールスローサラダ』>
『コールスローサラダ』は、オランダ語で『キャベツサラダ』という意味の『コールサラダ』が元になってつけられた名前です。その昔、ローマ帝国が栄えていたころから食べられていたそうです。初めは人気がなかったコールスローが、おいしいサラダだと認められるようになったのは、びんに入ったマヨネーズが発明されたおかげだと言われています。給食では、酢とサラダ油で作ったフレンチドレッシングとマヨネーズを混ぜて、キャベツやハムをあえました。
9月13日(水曜日)
白ごはん 牛乳 ふくらぎのごまマヨ焼き
小松菜の煮びたし さつま汁
<いろんなよび名があります『ふくらぎ』>
『ふくらぎ』は『ぶり』の子どもの頃の名前で、大きくなるにつれて呼び名が変わる『出世魚』です。ふくらぎは、北陸地方でしか通じない名前で、関東では『イナダ』関西では『ハマチ』と呼ばれます。その昔、たくさん水揚げされたときに『港に福が来た』と言ったことから名づけられました。たんぱく質が多く、脳の働きをよくしたり、生活習慣病を防いだりする脂がたっぷり含まれています。今日は、ふくらぎにごまマヨーネーズをぬって、香ばしく焼き上げました。
9月14日(木曜日)
白ごはん 牛乳 揚げ鶏の甘酢ソース
チンゲンサイのアーモンドあえ
豆腐とごぼうのみそ汁
<『アーモンド』は栄養の実です。>
食生活が変わり、『アーモンド』が日本でもよく食べられるようになりました。アーモンドは、7メートルから8メートルもある高い木にできる実です。小さな1粒のほとんどが脂ですが、からだによい『オレイン酸』や『リノール酸』という脂肪酸が多く含まれています。どちらも血をサラサラにして流れやすくしたり、血と一緒に流れている脂の量を調節したりしてくれます。今日は野菜とあえ物にし、おいしさも栄養もアップしています。残さず食べましょう。
9月15日(金曜日)
白ごはん 牛乳 豚肉のねぎみそ焼き
小松菜と切り干し大根のおひたし
キャベツのかきたま汁
<栄養が倍増!『 切り干し大根 』>
大根を細く切って、太陽に当てて干したものが『切り干し大根』です。昔から作られている食べ物の1つで、生の大根よりもずっと長く保存できます。また、太陽の光を当てることで、大根の辛い味を出す成分が甘い味に変わり、おいしくなっています。そして実は、骨や歯を強くするカルシウム、おなかの中をそうじする食物せんい、食べ物からエネルギーを作り出すビタミンB群など、生の大根より栄養価がぐんと倍増しています。苦手な人もチャレンジしてみましょう。
9月19日(火曜日)
コッペパン 牛乳 焼きそば 春巻き
フルーツポンチ
<給食の人気メニュー☆『焼きそば』>
『焼きそば』は、中華めんを豚肉やキャベツなどの野菜と一緒に炒めて、ソースやしょうゆで味をつけて作ります。その昔、お菓子を売る駄菓子屋さんで、おやつとして子どもに出していたのが始まりです。手に入りやすい材料でかんたんに作れることから、家庭でも食べられるようになったそうです。中華料理にも焼きそばはありますが、ソースやしょうゆで味をつけた焼きそばは、日本で生まれ、進化した料理です。今日は、パンもついているので『焼きそばパン』にしてもいいですね。
9月20日(水曜日)
白ごはん 牛乳 ししゃもフライ
チンゲンサイのごまみそあえ
かもうりのそぼろ煮
<能登野菜です!『 かもうり 』>
そぼろ煮の中に入っている透明な野菜が『かもうり』です。金糸瓜と同じく、能登地方で昔から育てられてきました。『かもうり』という名前は、能登地方だけで通じる名前で、全国的には『とうがん』と呼ばれています。漢字で『冬の瓜』と書きますが、夏にとれる夏野菜です。水分がとても多く、体にたまった水分を出したり、熱を下げたりする働きがあります。今日は、ひき肉や厚揚げと一緒に煮物にしました。だしを吸っておいしくなったかもうりを味わいましょう。
9月21日(木曜日)
白ごはん 牛乳 豚肉のスタミナ焼き
れんこんの酢の物 大根と油揚げのみそ汁
ぶどうヨーグルト
<『れんこん』の穴は何のため?>
『れんこん』は、田んぼで育つ野菜です。きれいなピンク色のはすの花がさいているその下で、れんこんは大きくなっています。泥と水が混ざった中で大きくなるので、酸素を取り込むために、空気を通す穴がたくさんあいています。穴から先を見通すことができることから、縁起がよいと考えられて、お正月やお祝いの料理によく使われます。ビタミンCが多く、お肌をピカピカにしたり、カゼの菌をやっつけたりしてくれます。シャキシャキとした歯ごたえを楽しんで食べましょう。
9月22日(金曜日)
白ごはん 牛乳 野菜たっぷりパオズ
大根と小松菜の中華あえ 八宝菜
<宝物がいっぱい?!『八宝菜』>
『八宝菜』は、その昔、中国の宮廷の料理人が作ったと言われています。あまった材料を炒め煮にして、自分たちで食べていました。その料理がおいしいと評判になり、お后様の耳にも入りました。この料理を食べたお后様は『たくさんの宝を集めて作ったようにおいしい』と言ったことから、八宝菜と名付けられました。中国語で『八』は、『たくさんの』という意味があります。肉や魚介と、野菜も入った八宝菜は、成長期に必要な栄養がたっぷりで、まさに宝物のようですね。
9月25日(月曜日)
白ごはん 牛乳
赤魚のみそこうじ焼き
切り干し大根のごま酢あえ
具だくさん汁
<苦手な食べ物にもチャレンジ!>
みなさんの中には、苦手な食べ物があるという人もいるでしょう。『これくらい食べられなくても困ることはない』と思っているかもしれませんね。食べ物は、種類によって含まれる栄養が大きく違います。苦手な食べ物にも、体に大切な栄養素が含まれています。栄養素は、体の中でさまざまな働きをしています。好きなものだけ食べていては、栄養が偏ってしまい、思わぬケガや大きな病気につながることもあります。少しずつ苦手な食べ物もチャレンジしていきましょう!
9月26日(火曜日)
バターロール 牛乳
ホットクリスピーチキン えだまめサラダ
さつまいものミルクスープ
<人々を救った『さつまいも』>
江戸時代、大雨や洪水でお米がとれず、食べ物もなくて多くの人々が苦しんでいた時代がありました。そんな時、青木昆陽という人がさつまいもの作り方を学び、日本中に広げ、大勢の命が助かったそうです。さつまいもはどんな土地でも育ち、ビタミンCや、おなかの調子を整える食物せんいなどの栄養がたっぷりです。今日は、ミートボールや玉ねぎなどの野菜とコトコト煮込んで、カルシウムたっぷりのミルクスープにしました。さつまいもの甘みを感じながら食べましょう。
9月27日(水曜日)
白ごはん 牛乳
和風きんぴら肉だんご 千草あえ
打ち豆汁 【中】型抜きチーズ
<『 千草あえ 』って、どんな料理かな?>
和食につけられる名前には、料理の雰囲気をうまく表したステキなものが多いです。『千草』には、『いろいろな材料をとり合わせる』という意味があり、いろいろな材料を合わせてあえたものが『千草あえ』になります。さまざまな材料を使えばよいので、今日の給食では、さつま揚げ・しめじ・小松菜・キャベツ・にんじんを使いました。味つけは、しょうゆとさとうだけです。おうちにある少しだけ残った食材を集めて作ることもでき、食品ロスを減らすことにも役立ちます。
9月28日(木曜日)
わかめごはん 牛乳
ちくわの磯辺揚げ
ひじきと野菜のごまマヨあえ 豚汁
<『 もったいない 』からできた『 ちくわ 』>
『ちくわ』は約1700年前から食べられており、魚のすり身を串に巻きつけて焼いて作ります。始めは『かまぼこ』とよばれていましたが、江戸時代頃、切った時の形が竹の切り口に似ているため、漢字で『竹の輪』と書いて『ちくわ』と名づけられました。そして、木の板に魚のすり身をつけて蒸したものを『かまぼこ』と、区別しました。どちらもたくさん獲れても傷んでしまう魚を、長く食べることができるように、昔の人々の知恵ともったいないという気持ちがつまった食べ物です。
9月29日(金曜日)
白ごはん 牛乳 さんまのレモン煮
金糸瓜の酢の物 月菜汁
十五夜デザート
<能登野菜です!『金糸瓜』>
『金糸瓜』は、中国から伝わり、古くから能登地方で育てられてきた『能登野菜』のひとつです。ゆでると黄色い実が、そうめんのように細くなってほぐれることから、『そうめんかぼちゃ』ともよばれます。金糸瓜は、ほとんどが水分ですが、シャキシャキした歯ざわりがとても楽しい野菜です。今日は、1年で最も月が美しいと言われる十五夜です。お団子や畑でとれた里いもなどをお供えしてお月見をするのがならわしです。実りの秋に感謝して食べましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
学校教育課
〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎4階
電話:0767-22-7131 ファクス:0767-22-7132
メールでのお問合わせはこちら