小学校・中学校の給食献立(令和5年7月)
更新日:2023年08月16日
7月3日の給食
白ごはん 牛乳 えびシューマイ
ブロッコリーのごま酢あえ 厚揚げのチリソース煮
<暑さに負けない食事をしよう!>
7月に入り、これからますます暑さがきびしくなってきます。暑くなると、冷たいめん料理やアイスクリームなどを食べたくなりますが、とりすぎると、体の中から冷えてしまい、体調を崩しやすくなります。また食事をしっかりとらないと、必要な栄養素もたりなくなります。冷たいものばかり食べずに、給食のように、主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけ、水分補給はジュースでなく、お茶や水にしましょう。また、睡眠をしっかりとって、暑さに負けない体を作りましょう!
7月4日の給食
メンチカツバーガー(メンチカツ) 牛乳 キャベツのソテー お豆と野菜のスープ シークワーサータルト
<『 シークワーサー 』って何だろう?>
沖縄県の方言で『シー』は『酢』、『クワーサー』は『食べさせる』という意味をもつ『シークワーサー』。沖縄県でとれるみかんの一種で、『ヒラミレモン』とも呼ばれます。熟す前の青い実のうちに収穫し、汁をしぼって、ジュースやお酒に入れたり、調味料として使ったりします。含まれている『ノビレチン』という成分に、がんや認知症を予防する働きがあることが分かり、健康食品としても注目されています。とてもすっぱいので、今日のようにタルトにするとおいしいですね。
7月5日の給食
白ごはん 牛乳 豚肉のこうじ焼き
きのことツナのごまあえ 豆腐と油揚げのみそ汁
<『豚肉』で夏バテ知らず!>
今日は、豚肉をこうじに漬けてから、オーブンで焼きました。豚肉には、夏バテを予防する栄養素がたっぷりです。食べたものをエネルギーに変える手助けをするビタミンB1は、鶏肉や牛肉の5倍~10倍も含まれていて、体の疲れをとってくれます。脳を働かせるためにもビタミンB1は欠かせません。また、貧血を予防する鉄分や、筋肉を作るたんぱく質もたくさん含まれています。今日は、こうじの働きでうま味もアップしています。しっかり食べて、夏バテせずに過ごしましょう。
7月6日の給食
白ごはん 牛乳 さばの香味焼き
福神あえ けんちん汁
<神様からのおくりもの!?『福神漬け』>
今日のあえ物には『福神漬け』を使っています。明治時代、ある漬け物屋さんが大根・かぶ・なすび・うり・なたまめ・れんこん・しその7つの材料をしょうゆやみりんに漬けて、新しい漬け物を作りました。これを食べた人が『おいしい!』と感動して、7つの材料が入っていることと、お店が七福神の1つ『弁財天』という神様で有名な場所にあることから、福神漬けという名前をつけました。カレーライスと一緒に食べることが多いですが、あえ物にしてもおいしいですね。
7月7日の給食
野菜ピラフ 牛乳 星のコロッケ カラフルサラダ
天の川スープ 七夕ゼリー
<願いごとがかなうといいな💛『 七夕 』>
七夕は『おりひめ』と『ひこぼし』が、天の川で年に一度だけ会える日と言われています。七夕には、江戸時代から願いごとを書いた短冊を笹の葉にぶら下げる風習があります。子どもたちが、習い事や字が上手になるように願いを込めたことが始まりです。そのため、七夕の短冊には、夢や上達したいことを書くといいそうです。今日は、コロッケやスープ、ゼリーなどあちらこちらに星を散りばめた献立にしました。今日の夜は、きれいな天の川が見ることができるといいですね。
7月10日の給食
白ごはん 牛乳 焼きぎょうざ ホイコーロー
ワンタンスープ 型抜きチーズ
<中国と日本のホイコーローは違う?>
中華料理の名前には意味があります。ホイコーローは漢字で『回す鍋の肉』と書きますが、一度ゆでた豚肉を再び鍋に戻して料理をするという意味です。日本では「豚肉とキャベツのみそ炒め」がホイコーローとして定着していますが、本場の中国では、キャベツではなく、にんにくの葉っぱを使い、かなり辛い味付けです。今日の給食のホイコーローは、甘くて少しピリッと辛く、ご飯が進む味付けです。いっぱい体を動かして、その分もりもりご飯を食べて強い体にしていきましょう。
7月11日の給食
バターロール 牛乳 野菜肉だんご ツナサラダ
かぼちゃのポタージュ
<『かぼちゃ』は栄養満点!>
7月12日の給食
白ごはん 牛乳 いわしの梅煮
キャベツともやしの酢の物 豚汁
<いわし100匹 あたまの薬>
7月13日の給食
ちらしずし 牛乳 ボイルウインナー
しそ昆布あえ 大根となめこのみそ汁
<彩り豊かな夏の『ちらしずし』>
酢飯にいろいろな具材を合わせて作るちらしずしは、おいしいだけでなく彩りもきれいで食卓が華やかになるごちそうです。ひな祭りだけでなく季節に合わせて、旬の具材を使ったちらしずしを作ると華やかになりますね。今日の給食も彩りよくすることを意識しました。彩りのよい食卓は食欲をそそり、見ていて楽しい気持ちになります。また、彩りを意識するだけで自然と栄養バランスが良くなります。家庭でも彩りに気を付けながら、バランスのいい食事を目指しましょう。
7月14日の給食
白ごはん 牛乳 炒り豆腐フライ
小松菜とひじきのごまマヨあえ 沢煮椀 ぶどう
<羽咋でとれた『デラウェア』です。>
『デラウェア』とは、ぶどうの品種の一つで、アメリカ生まれです。デラウェアは、種なしで食べやすいことが大きな魅力ですが、もともとは種が入っていました。育てている途中にホルモン剤を使うことで種ができないようにしているのです。デラウェアは水はけが良い土地で、夏に雨が少ない方がおいしいぶどうになるそうです。羽咋でとれたデラウェアは小粒でもとっても甘く、暑い日に冷やして食べるとおいしいです。果肉を吸うようにして押し出して食べてみましょう。
7月18日の給食
冷やし中華 牛乳 ミルクロール 春巻き
フルーツポンチ
<日本がルーツ!『冷やし中華』>
『冷やし中華』は名前に『中華』が付くので、中国生まれの料理だと思う人も多いです。しかし、実は日本の宮城県でざるそばをヒントに生まれた料理です。日本全国で食べられている冷やし中華ですが、地域によって内容が違うそうです。基本はしょうゆと酢がベースですが、そこにマヨネーズをかける人もいます。石川県などの北陸はマヨネーズをかける人が多いそうです。食欲がわかなくても冷たくてさっぱりした冷やし中華で暑い夏を乗り切りましょう。
7月19日の給食
自然栽培米ごはん 牛乳 鶏肉のレモン風味
小松菜のアーモンドあえ 豆腐とごぼうのみそ汁
<未来へつなげ!『自然栽培米』>
『自然栽培米』は、化学肥料や農薬を一切使っておらず、土や空気の中の成分を栄養として取り込んで育てています。普通なら1年でお米を作って、次の年には新しい種を植えます。しかし、羽咋市の自然栽培米は、とれたお米から次の年にむけてお米を残し、種を未来につないでいるのです。そのため、食べられるお米は少なく、とても貴重です。自然栽培米は、小粒ですがみずみずしいのが特徴です。みなさんも感謝の気持ちをもって、一粒も残さず味わって食べましょう。
7月20日の給食
夏野菜カレー 牛乳
たまごとわかめの中華サラダ すいか
<羽咋育ちの『すいか』です。>
羽咋で育てられた『すいか』は、シャリ感、果汁、甘味の3つが揃っています。能登は昼と夜の温度差が大きく、甘味が強いすいかに育つそうです。甘いすいかを選ぶポイントは、表面のシマシマ模様です。シマシマ模様がハッキリしているほど、甘くて新鮮なすいかに育っています。おいしいだけでなく、すいかの栄養は夏にピッタリです。すいかの赤色は、リコピンといって、生活習慣病の予防をしてくれます。こだわりぬいて作られた、羽咋のすいかを味わって食べましょう。
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