市長の羽咋めぐり 4(2021.5)

更新日:2021年05月01日

気多大社周辺

市長の羽咋めぐり

4

今回は気多大社周辺です。気多大社は縁結びの神として知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。

行った日は、ちょうど蛇の目神事が行われていました。蛇の目に見立てた黒丸が描かれた紙の的を、宮司たちが弓矢、槍、太刀で順番に突いていきます。破れた的の紙を身につければ万病に効くといわれています。

神事の後、近くにある大社焼を訪れました。大社焼は皿や湯飲みなどの陶器に葉を焼き付ける特殊技法の「真葉手」で知られています。大社焼の磯見さんに聞くと、焼き付ける葉っぱは主に「野イチゴ」の葉を使うそうです。使う理由は野イチゴの葉脈が細かいからとのこと。

道を挟んで店の前に、入らずの森があります。店を後にして右手に少し進むと「折口信夫(おりくちしのぶ)博士の句碑」の看板があります。それを目印に入らずの森の外周路に入ります。昭和堤を右手にさらに進むと道が二路に分かれて、右の路先に折口博士の句碑があります。

句碑が読めないので入らずの森の出口にある正覚院の宮下さんに聞くことに。句碑は「かっこうの なく村すぎて 山の池」と詠われているとのことでした。

また、気多大社の入口にも折口父子の歌碑があるとのことで立ち寄りました。大きな2つの石に父子それぞれの歌が刻まれています。

続いて折口父子の墓へ行くことにしました。旧一ノ宮織物の横道を通ると、ところどころに案内看板がありそれに従って行くと、折口父子の墓に到着します。周辺は整備されていて羽咋市の折口マップ、折口信夫博士や折口春洋(はるみ)先生の説明看板があります。

それを読んで改めて折口父子と羽咋のつながりを知ることができました。

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