「寺家遺跡 発掘調査報告書 総括編」の頒布をはじめました

待望の「総括編」発刊！

購入を希望される方は、文化財課(羽咋市歴史民俗資料館)まで直接お越しいただくか、購入方法を電話やEメールなどでお問い合わせください。

編集・発行：羽咋市教育委員会
仕様：A4版、本文176頁、巻頭カラー4頁、巻末写真図版19頁
価格：2,000円

寺家遺跡は「祭り」に深く関係する「祭祀遺跡」(さいしいせき)として著名な遺跡です。
遺跡からは、奈良平安時代の祭りが行われた場所や、祭りに使われた道具、神社に関係すると思われる建物跡などが数多く見つかりました。
これらは古代の信仰のすがたを考えるにあたっての非常に重要な調査成果となっています。

羽咋市教育委員会では、こうした発掘調査の成果やこれまでの研究をとりまとめ「発掘調査報告書 総括編」を刊行しました。
考古学の専門的な内容になっていますが、寺家遺跡で行われていた祭祀、古代の気多神社との関係、古代寺院のシャコデ廃寺との関係などを検討し、課題と問題点の整理を行っています。

【目次】
第1章 経過 
第2章 遺跡の位置と環境 
第3章 第19次発掘調査報告 
第4章 古代寺家遺跡の範囲と景観復元 
第5章 祭祀地区の再検討 
第6章 寺家遺跡と古代気多神社 
第7章 寺家遺跡とシャコデ廃寺 
第8章 中近世以降の寺家遺跡と気多神社 
第9章 総括