はくいの地を治めた王子を祀る_羽咋神社(はくいじんじゃ)

更新日:2022年11月24日

かつて毒の羽をもつ怪鳥がはくいの民を苦しめていたとき、

イワツクワケノミコトと3匹の飼い犬がその怪鳥を倒した。

飼い犬が怪鳥の羽を喰ったことから「はくい」の名が付いた。

という伝説がありますが、そのイワツクワケノミコトを祀っている神社です。

桜の名所でもある。御陵山の水という銘水も湧いている。

羽咋神社

羽咋のルーツを辿るにはまずここから

電話番号

0767-22-0817

拝観料

無料

拝観時間

午前8時30分~午後4時

【歴史】石衝別命を祀った神社

羽咋神社の祭神は石衝別命(いわつくわけのみこと/磐衝別命)、相殿にはその子である石城別命(いわきわけのみこと)が祀られています。

かつて垂仁天皇の御代、羽咋地方一帯には疫病が流行し、盗賊が横行、加えて滝崎の森に大毒鳥が出現して住民を苦しめました。
このため鎮圧の使として、皇子である石衝別命が派遣されます。
石衝別命は賊や毒鳥を退治し、また農業を奨励するなど仁政をしいたため、人々は安心して生活できるようになりました。
命が亡くなった後、墓を築いて埋葬し、その恩徳を子孫に伝えるため神霊を社に祀ったのが羽咋神社の起源と伝えられています。

石衝別命の命日である9月25日には旧別当寺の本念寺で報恩講が営まれ、また、相撲好きであったという命を偲んで、唐戸山では古くから神事相撲が行われてきました。
 

羽咋の七塚

石衝別命の墓と伝える社殿背後の大塚古墳に加えて、周辺に分布する大谷塚・水犬塚・宝塚・姫塚・剣塚・痛子塚を羽咋七塚といいます。

羽咋神社の文化財

羽咋市指定天然記念物

羽咋神社のケヤキ

ゆかりある行事

毎年9月25日に、唐戸山相撲場で執り行われる神事相撲。

石川県指定無形民俗文化財に指定されている。

相撲が好きだったイワツクワケノミコトのために、ミコトの命日に力自慢を呼んで相撲大会を開いていたことがはじまり。

毎年9月中旬に行われる、羽咋の秋祭り。

イワツクワケノミコトが川向こうの神社に祀られる妻に会いに、船で川を渡るという神事。

羽咋市のおもな神社仏閣

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階
電話:0767-22-1118 ファクス:0767-22-7195

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