能登のトキものがたり
羽咋市市制施行50周年記念特別展 「能登のトキものがたり」
国際保護鳥のトキは、かつて日本中に生息し、羽咋の眉丈山系にもいた、朱色がかったピンク色の翼が美しい鳥です。
しかし、明治時代、人がその美しい羽根を集めたり食用としたり、また田を荒らす害鳥として追い払ったりしたために、次第に数が減っていきました。
昭和時代になると、新潟県の佐渡と石川県の能登地方でわずかに生き残るだけになり、地元の人々による保護活動が行われるようになりましたが、すでに絶滅を止めることは困難になっていました。
1970(昭和45)年には能登の最後の1羽「能里(ノリ)」を保護して、佐渡トキ保護センターに移しましたが、翌年死亡し、ついに能登の空からトキの姿は消えてしまったのです。
当館では、今回、羽咋を拠点に長年トキを見守り、調査してこられた村本義雄氏の貴重な資料を中心に、能登に暮らしていたトキのようす、保護活動のあゆみを紹介いたします。
開催期間 | 平成20年9月13日(土曜日)~11月16日(日曜日) 会期中無休 ※11月30日まで会期を延長しました。 |
時間 | 9時30分~17時(入館は16時30分まで) |
観覧料 | 一般 200円(20名以上の団体 160円) 高校生以下 無料 ※市文化祭期間中(11月2、3日)は無料 |
会場 | 羽咋市歴史民俗資料館 2階ロビー |
鹿島路のトキ剥製展示 | 毎週土、日、文化の日のみ |
主催 | 羽咋市・羽咋市教育委員会 |
後援 | 北國新聞社 |
協力 | NPO法人 日本中国朱鷺保護協会 |
展示解説会 | 日程 平成20年9月13日(土曜日) 13時30分~ 10月19日(日曜日) 13時30分~ 11月8日(土曜日) 13時30分~ 11月22日(土曜日) 13時30分~ 11月29日(土曜日) 13時30分~ 解説 村本義雄 氏 |
更新日:2023年10月27日