北陸初、日産と災害連携協定締結

更新日:2019年12月26日

電気自動車を活用した災害連携協定

12月26日、市は、日産自動車株式会社(神奈川県横浜市)と石川日産自動車販売株式会社(金沢市)と、電気自動車を活用した災害連携協定を締結しました。

本協定により、地震災害などにより大規模停電が発生した際、石川日産自動車販売の店舗に配備されている電気自動車「リーフ」が、市へ無償貸与されることになります。
貸与された「リーフ」のバッテリーから指定避難所などに電力が供給され、避難所の円滑な運営が確保されます。
 

市では、昨年、電気自動車の電力を建物の電力として活用できる電力変換装置「V2H(vehicle to home)」を導入した邑知ふれあいセンターを整備しました。
また、「リーフ」を1台公用車として導入し、停電時でも同施設で電力を継続的に使用できる体制を整えています。

なお、邑知ふれあいセンターだけでなく、可搬型給電器「Power Mover」をリーフのバッテリーに接続することで、1500ワットのAC100Vコンセント3つに変換し、どこでも電気製品を使用することができます。
 

今回の協定により、導入済みの「リーフ」に加え、日産から貸与される「リーフ」も電源として活用し、万が一のときに市民の皆さんの生命・財産を守ることができるようになります。

左から、石川日産自動車販売の小杉雄二社長、山辺市長、日産自動車の神田昌明理事

左から順に、石川日産自動車販売の小杉雄二社長、山辺市長、日産自動車の神田昌明理事

「V2H」を介して邑知ふれあいセンタ-に電力を供給する「日産リーフ」

「V2H」を介して邑知ふれあいセンタ-に電力を供給する「日産リーフ」

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