木造明峰素哲坐像

木造明峰素哲坐像(もくぞうめいほうそてつざぞう)

 
木造明峰素哲坐像

 
種別:県指定文化財 彫刻
員数:1躯
年代:南北朝時代
所在地:酒井町
管理者:曹洞宗 永光寺
指定日:平成5年8月25日
 

明峰素哲は永光寺(ようこうじ)2世・大乗寺(だいじょうじ)3世で、開祖(瑩山紹瑾・けいざんじょうきん)創業のあとを継ぎ、曹洞宗の基礎を確立した。
本像は像高109センチメートル、寄木(よせぎ)造り、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)、朱漆彩色を施してある。面貌は温和であるが、写実に基調をおき、その表現に生気があふれている。造像年代は写実的な面貌に比較して、やや形式化された法衣の表現から南北朝と認められる。

更新日:2024年02月29日