紙本著色伝・平戸善六肖像画 附のと古水試亳

紙本著色伝・平戸善六肖像画 附のと古水試亳
(しほんちゃくしょくでん・ひらとぜんろくしょうぞうが つけたりのとこすいしごう)

 
紙本著色伝・平戸善六肖像画 附のと古水試亳

 
種別:市指定文化財 絵画
員数:1幅
年代:江戸時代
所有者:個人
指定日:昭和58年12月1日

 

肖像画 縦112センチメートル、横39センチメートル、額装
試毫 縦30.5センチメートル、横38センチメートル、掛幅装


肖像画は気多神社の宮大工・平戸善六の肩衣半袴(かたぎぬはんばかま)姿を写したものと伝える。職人の肖像画は珍しい。善六は発句をもよくし古水と称した。元禄5年(1692)に加賀の俳人句空(くくう)が選録して白山比め(はくさんひめ)神社へ奉納した『柞原集(ははそはらしゅう)』には「水仙の花切る人や桧笠」など3句を集録。
試毫は元禄3年富士登山の際の発句。

更新日:2019年11月28日