「史跡寺家遺跡整備基本計画」を策定しました。
更新日:2019年12月19日
寺家遺跡の価値を「知り、守り、伝える」ために、どのような環境整備が必要か。
寺家遺跡は、奈良・平安時代を中心とする古代祭祀遺跡です。
遺跡からは、祭祀に用いられた神まつりの道具とともに古代の神社を支えた人々の建物あとなどがみつかりました。これらは、奈良時代から存在する「古代気多神社」に深く関わるものと考えられています。
寺家遺跡は、古代の神社のありかたを考えるうえで豊富な学術的情報を有しており、全国的にも貴重な存在です。その重要性から、平成24年に国の「史跡」に指定され、現地保存されています。
この遺跡を調べることは、「なぜ、能登一宮は羽咋にあるのか?」という、羽咋の歴史を解明することにもつながっています。その価値を正確に「知り」、未来の羽咋へ「守り」「伝える」には、どのような環境整備が必要でしょうか。
本計画は、遺跡をとりまく諸環境と課題を整理し、今後の史跡整備に向けた基本方針を示すものです。
【PDF版の公開と閲覧】
以下からPDF版の閲覧が可能です。ダウンロードしてご利用ください。
※冊子の頒布は行っておりません。冊子は、羽咋市歴史民俗資料館、羽咋市立図書館、石川県立図書館で、お手に取ってご覧いただけます。
目 次
第1章 計画策定の経緯
第2章 計画地の位置と諸環境
第3章 史跡の概要および現状と課題
第4章 整備の基本理念と方針
第5章 整備基本計画(第1 期環境整備区)
第6章 今後の整備とその課題