気多神社拝殿

気多神社拝殿(けたじんじゃはいでん)


気多神社拝殿

 
種別:国指定重要文化財 建造物
員数:1棟
年代:江戸時代
所在地:寺家町
管理者:気多大社
指定日:昭和36年6月7日
 

主神は大己貴命(おおなむちのみこと)[大国主命(おおくにぬしのみこと)ともいう]で延喜式名神大社。
拝殿は承応2年(1653)~同3年の建立で、建仁寺流(けんにんじりゅう)の加賀藩御用大工・山上善右衛門の作と伝える。
様式は禅宗様を主調とする桁行(けたゆき)3間、梁間(はりま)3間の正方形で、屋根は入母屋(いりもや)造り、桧皮葺(ひわだぶき)、妻入り(つまいり)。
内部は拭板張(ぬぐいいたばり)であるが、現在は畳敷き格天井(ごうてんじょう)。細部の手法は小松市の那谷寺(なたでら)の護摩堂(ごまどう)に酷似(こくじ)している。
 

更新日:2019年11月27日