千里浜にアカウミガメがやってきた(平成21年度) 【動画あり】

更新日:2019年01月10日

カメ騒動にも、「無事帰ってホッとした」

産卵場所とカメの歩いた跡の写真1

産卵場所とカメの歩いた跡

カメの写真
産卵場所とカメの歩いた跡の写真2

 車で波打ち際を走ることができることで知られる千里浜海岸。毎年多くの海水浴客などが訪れるこの海岸が、この夏は「カメ騒動」でにぎわいました。

 この騒動は、2009年6月25日早朝、地元住民が海に帰るアカウミガメの姿を発見したことから始まりました。近くに砂浜を掘り起した跡も見つかったことから、「産卵したのでは」と地元住民らが周囲を柵で囲い、ふ化まで見守ることになりました。

 そして迎えた9月20日、待望の最初の一匹が現れました。体長5~6センチの子ガメは海を目指しゆっくりと進み、約30分かけて波打ち際にたどり着きました。 産卵場所からは113個の卵が発見され、44匹がふ化していることが分かりました。そのうち元気な子ガメは20日から22日にかけて、次々に海へと帰っていきました。

 9月17日にふ化を確認してから子ガメが海に帰るまでの6日間、24時間体制で見守りを続けた地元の住民らは「無事に帰ってホッとした。うれしい」と感動のようすでした。

【動画】千里浜にアカウミガメがやってきた

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