酒井・本江地区のほ場完成
更新日:2018年02月28日
地域農業の礎へ
完工記念碑の前で記念撮影を行う関係者
映画“風の子”記念碑
酒井・本江地区の県営ほ場整備が完了し、10月19日に酒井町の防災広場前で完工記念式が執り行われました。
式には、関係者、地元住民、余喜小児童ら約100人が参加し、完工記念碑も除幕されました。
酒井・本江地区ほ場整備推進協議会の窪田正雄会長は「地域の生産性を高め、おいしいお米を作って社会に貢献していくことがこれからの責務です」とあいさつ。谷本知事が「競争力のある農業の礎が築かれました。有効活用していただきたい」と祝辞を述べ、山辺市長は「既に、このほ場では、担い手農家の方々により、効率性と収益性の高い農業と合わせ、おいしい米づくりが行われています。これからも羽咋市の地域農業を末永く担っていただきたい」と期待を寄せました。
酒井・本江地区ほ場整備の概要
総事業費
8億2百万円
権利者
酒井町、本江町、菱分町、堀替新町の259人
特徴
ほ場面積44.8ヘクタールのうち、29.3ヘクタールは担い手農家、15.5ヘクタールは個別営農農家が経営。能登白ねぎやミニトマトなどの複合経営を展開予定。
“風の子”記念碑も
ほ場整備の完工記念碑の隣には、戦後、余喜地区で初めてロケが行われた映画“風の子”の記念碑が立てられました。
“風の子”は、当時の鹿島郡余喜村(現酒井町)に疎開した少年、山本映(えい)佑(すけ)君の作文を基に映画化され、混乱の時代を明るく生き抜く姿を描いています。その姿を後世に残していってほしいと酒井町町会が建立しました。
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