邑知中学校でSDGs学習会を開催

更新日:2020年11月11日

ゲームで学ぶSDGs

11月10日、邑知中学校2年生24人を対象としたSDGs学習会が開催されました。

学習会では、生徒らが8つのグループに分かれ、SDGsのあり方を楽しみながら学ぶことができるカードゲームも体験。
このカードゲームでは、グループごとに設定されたゴールを達成するとともに世界全体(経済、環境、社会)の調和を図ることが目的になります。

生徒らはお金や時間のカードと引き換えに、「国際貿易の推進」「化石燃料を規制する技術の強化」「リサイクル法の強化」「困窮者の雇用」「女性議員比率の上昇」などのプロジェクトカードを使用し、グループの目標達成と世界の発展を目指しました。

ゲームの前半は、各グループが自分の目標だけ追い求めた結果、経済は大きく発展したものの、環境問題や社会問題を抱えた世界となってしまいました。
(8グループのうち3グループが目標達成、世界全体の点数:経済16点、環境4点、社会3点)

しかし後半、講師から、経済・環境・社会をバランスよく発展させるよう世界全体の目標値(経済、環境、社会各10点)が示されると、生徒らは交渉により互いの利害を調整しつつ、他のグループの目標や世界全体のあり方も考慮しながらゲームを進行。
最終結果として、概ねバランスよく発展した世界を構築できました。
(8グループのうち7グループが目標達成、世界全体の点数:経済16点、環境9点、社会10点)

生徒らは、「前半は自分の目標のためだけに動いたが、後半は目標を共有したことで、世界全体のより良い発展を目指して、他のグループのためにも行動できた」と感想を述べ、講師が「一人ひとりの行動が世界に影響を与える。みなさんは何から始めますか?」と投げかけ、学習会を終了しました。

ゲームに真剣に取り組む生徒ら

ゲームに真剣に取り組む生徒ら

ゲームに使用するカードの一部

ゲームに使用するカードの一部


SDGsとは

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2015年9月の国連サミットで採択された。

詳細は、外務省ホームページをご覧ください。

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