支え合いのまちづくりの実現のために

更新日:2018年12月21日

~市民約100人が地域包括ケアの必要性を学ぶ~

堀田氏が参加者の“助け合いのまち”を目指すため、参加者の思いを挙手で確認

“助け合いのまち”を目指すため、堀田氏が参加者の思いを挙手で確認

パネルディスカッションでは、パネリストたちが自分の意見を述べ合いました

パネルディスカッションでは、パネリストたちが自分の意見を述べ合いました

3月26日、“住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らし続けるために”をテーマとした“住民による支え合いのまちづくり活動報告会”が開催され、約100人の市民が、地域の助け合いにより実現できる地域包括ケアの仕組みづくりについて学びました。

 

第1部の基調講演では、(公財)さわやか福祉財団会長の堀田力氏が講師を務め、自宅で自分たちが望む最期を迎えるためには「自宅療養できる介護や看護の体制整備と地域の助け合いの2つが必要」と述べ、「近所の人が身近にいる人のお世話を完全なボランティアで行うのは難しいので、お礼としての対価を支払う有償ボランティアによる仕組みづくりにすべき」と強調。さらに、堀田氏は、助け合いの地域を実現するため必要な4つの要素をホワイトボードに示し、会場の参加者の認識度、ニーズ、意欲を確認して、羽咋市が助け合いのまちとなるために必要な要素を整理しました。

 

また、生活支援・介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を果たす“生活支援コーディネーター”と助け合いの活動を支援するための場である“協議体”を設置し、これらが中心となって、地域における助け合いの力を広げていく必要があることを説明しました。

第2部のパネルディスカッションでは、自宅をサロンとして開放している千里浜町の“おっちゃ家”の代表である冨山一夫氏、事業所からの後方支援を受けている飯山町の“支えあいの家いのやま”の酒井光比古氏、“羽咋はつらつ体操”などに取り組む“川原町御陵の郷なかよし会”の開田朝枝氏が、それぞれの通いの場を立ち上げるきっかけとなった経緯や活動状況などを報告し、参加者に支え合いのまちづくりを実現するために自分たちができることを伝えました。

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