ウォールアートが自動車会社に!(平成29年度)

～“宇宙人サンダーくん”モチーフで5年連続～

 10月20日、羽咋工業高校建設造形科2年生の南文太くんと山田真夕さんが中央自動車株式会社（新保町）の工場シャッターに、羽咋市のマスコットキャラクター“宇宙人サンダーくん”をモチーフとしたウォールアートを完成させました。

 羽咋工業高校の生徒が制作するウォールアートは、同校のインターンシップの一環として、千里浜町で屋外広告業を営む中江真（ナカエ広芸）さんの指導の下、行われており、今年で5回目。毎年、羽咋駅構内に観光PR用として制作されてきたウォールアートですが、今年は初めて、場所を変えての試みとなりました。

 完成した作品は、縦2.4メートル、幅5.3メートルで、サンダーくんが羽咋に来た経緯を表し、自動車会社に関連して、サンダーくんが車を修理している様子もダイナミックに描かれています。

 「こんな大きな絵を描くのは初めてだったので、達成感があります」と話してくれた南くんと山田さん。二人を指導した中江さんは「羽咋駅から市内にウォールアートが広がることで、羽咋市の魅力をより多くの人にPRできたらうれしい」と期待を寄せました。

 中央自動車株式会社の紙谷和彦社長は「古くなっていたシャッターがウォールアートによって一新されたと思います。お客さんにも見てもらって、会社のトレードマークになってもらえれば」と完成を喜びました。