自然栽培米を使って酒造り(平成28年度)

更新日:2019年01月10日

 

~“道の駅のと千里浜”の特産品へ~

3月15日、御祖(みおや)酒造株式会社(大町)が無農薬・無肥料の自然栽培米を使った冷米酒の仕込み作業を行いました。

酒造りには、60%精米のはくい式自然栽培米(通称:羽咋米)1,200キロを蒸し米と米こうじとして使用。大型タンクで櫂(かい)入れを行いながら仕込んでいきます。

仕込みに約40日を要し、その後、出来上がった原酒には殺菌などのため、“火入れ”と呼ばれる処置を行い、アルコール度数と味を確認しながら、瓶詰めします。

この酒造りは、“道の駅のと千里浜”の運営会社である、羽咋まちづくり株式会社が御祖酒造株式会社に製造を依頼。一般的な日本酒と同等のアルコール15℃ほどの純米酒とし、自然栽培米による特産品として、7月7日の道の駅のオープンに合わせて販売する予定で、ネーミングや値段などは検討していくとのこと。

御祖酒造株式会社で、酒造りの最高責任者である杜氏(とうじ)を務める横道俊明さんは「酒造りで大切なのは、最初の麹造り。ここで間違うとおいしい酒をつくることができない。自然栽培による貴重なお米を使っているのは、重々承知しているので、大切に仕込んでいきたい」と話してくれました。

藤田美穂社長は「お米の味をしっかりと生かした酒造りをしたい。現在、ブランド化が進んでいるノトシシ肉にもきっと合うお酒になると思う」と話し、「“道の駅のと千里浜”で販売されることで、この特製純米酒の味を市内外のたくさんの人に知ってもらえれば」と特産化へ期待を寄せました。

2月23日には、高澤醸造株式会社(下曽祢町)が無農薬・無肥料である、はくい式自然栽培の大豆と米を原料としたみその仕込みを行っており、こちらも完成すれば“道の駅のと千里浜”での販売が予定されています。

どちらも“道の駅のと千里浜”の目玉商品になればいいですよね!

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