はくい式自然栽培の大豆、米で市内初のみそ造り(平成28年度)

更新日:2019年01月10日

~道の駅のと千里浜で特産品として販売予定~

はくい式自然栽培の玄米こうじ造りをしている人々の写真

はくい式自然栽培の玄米こうじ造り

はくい式自然栽培の大豆を使用している人の写真

はくい式自然栽培の大豆を使用

道の駅のと千里浜での販売について話し合う野間駅長(左)と高澤社長(右)の写真

道の駅のと千里浜での販売について話し合う野間駅長(左)と高澤社長(右)

 2月23日、高澤醸造株式会社(下曽祢町)が無農薬・無肥料である、はくい式自然栽培の大豆と米を原料とし、みそ造りを行いました。

 同社は、7月にオープンを予定している道の駅のと千里浜の運営会社である羽咋まちづくり株式会社を通じて、はくい式自然栽培で生産された大豆と米、各90キロを購入。大豆は煮豆とし、米は玄米こうじとして使用し、塩のほか、大豆の煮汁も旨味として加えて仕込みを行いました。

 この後、みそはたるで熟成させ、味を均一にするため7月ごろにはたる内にあるみその上下を入れ替える“うたて返し”を行い、10月ごろに400キロのみそが完成する予定です。

 この特製みそは、道の駅のと千里浜を販売先の主軸とし、首都圏の百貨店での販売やインターネット通販による販売などにより、市内外に広く発信していくそうです。羽咋まちづくり株式会社が商品名やパッケージを検討し、羽咋ならではの特産品としてブランド力を高めることで、本市が進める自然栽培の聖地化や6次産業化を後押しすることも期待されます。価格は1キロ2千円程度を見込んでいるとのこと。

 自然栽培の大豆と米を使用したみそ造りは市内初となる試みで、高澤理八社長は「みそは何にでも使える。安全安心なこの特製みそを使って、他の食材の味を引き立ててもらえれば」と語り、道の駅のと千里浜の野間仁駅長は「羽咋で生産・加工したものを羽咋ならではの味として確立し、羽咋の道の駅で発信できる。こんなにうれしいことはない」と特産化へ期待を膨らませました。

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