唐戸山神事相撲が行われました(平成28年度)
更新日:2019年01月10日
“水なし、塩なし、まったなし”の神事相撲で熱戦
仲間たちに担がれ、新大関となった2人(左が中山さん、右が浦上さん)
かがり火がたかれ、厳かな雰囲気の中、対峙する力士
相撲甚句
9月25日、2千年の歴史を刻む県無形民俗文化財の唐戸山神事相撲が、唐戸山相撲場で行われました。
四隅にかがり火がたかれた土俵で、“水なし、塩なし、まったなし”の古式にのっとり、加賀、能登、越中の3地域から集まった力士約100人が夜10時半頃まで土俵で激しくぶつかり合い、会場に詰めかけた多くのファンを沸かせました。
神事相撲の最後、奥弓の結びの一番では、富山県氷見市の中山正夫さんと七尾市の浦上祐幸さんが習わしどおり両者同体で引き分けとなり、2人とも新大関の座を獲得しました。
戦勝報告のため、2人は仲間に担がれ、祭神である磐衝別命(いわつくわけのみこと)が待つ羽咋神社へ向かいました。
その他の各部門別優勝者などは次のとおり。
協賛相撲
- 小決勝:奥田琢朗(鳴和中)、中決勝:瀬戸太陽(穴水中)、十人弓:川渕一誠(金沢学院高)、トーナメント決勝:前田悠翔(金沢学院高)
神事相撲
- 前弓:石丸隆宏(氷見市)、中弓:江倉慎一郎(七尾市)
功労者
- 一般功労:篠田峰生、大森繁光
- 特別功労:西乃湖良三、石坂尚、円谷丈夫、坂野哲夫
- 40年感謝状:角井外喜雄
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