熊本地震 被災地阿蘇へ、救援物資を発送

4月21日午前10時頃、石川県及び能登4市5町から羽咋市に集められた救援物資が、熊本地震によって被災した阿蘇地域に向けて発送されました。

石川県及び能登4市5町は、阿蘇地域から実際に要望のあった物資を、4月20日に穴水町、同月21日に羽咋市で集積し、約9,500人の避難者がいるとされる阿蘇地域1市2町2村に向けて発送しました。

2回の発送には、それぞれに石川県及び能登4市5町の職員らが集まり、20日発送分は高森町・南阿蘇村・西原村へ、21日発送分は阿蘇市・南小国町に届けられます。

被災地から要望のあった支援物資は、おむつ、アルファ米などの保存食料、水、消耗品などで、21日発送分は約30人が積み込みを行い、トラック1台分となり、22日に到着する見込みです。

阿蘇地域の「阿蘇の草原の維持と持続的農業」は、2015年12月、国際連合食糧農業機関（FAO）により、世界農業遺産（GIAHS：ジアス）に認定されました。能登地域の「能登の里山里海」は平成23年に日本で初めて世界農業遺産に認定されており、現在日本8か所が世界農業遺産として認定されています。

【2016年熊本地震災害義援金の受け付けについて】
羽咋市では、2016年熊本地震災害で被災した方々を支援するため、義援金を募ります。義援金は日本赤十字社石川県支部を通して被災地へ送ります。
皆さまのご協力をお願いいたします。
義援金の受け付けの詳細は、下記関連リンクからご確認ください。