羽咋消防署が初の車両火災防ぎょ訓練を実施(平成27年度)

3月1日～7日の全国春季火災予防運動に伴い、3月13日に羽咋消防署による車両火災防ぎょ訓練が市役所地下駐車場を現場として実施されました。同署が車両火災を想定した訓練を行うのは初で、隊員12人が参加しました。

訓練では、「トンネル内で事故に遭った乗用車から火災が発生し、運転手1人が取り残された」想定の下、消防車両3台が出動し、隊員らは現場指揮班、放水活動班、救助班の3班に別れて相互に連絡を取り合い、放水と救助を行いました。

濃煙熱気が立ち込めると仮定した状況下で、空気呼吸器を装着した隊員が慎重に消化訓練にあたる中、「車両が燃えていることを忘れるな」との注意喚起も促されました。

参加した隊員の1人からは「トンネル内で車両火災が発生した場合に、人命救助を行うのは考えていたよりも難しい。今回の訓練で見えた課題を整理し、実際の火災時に生かしたい」と今後を見据えていました。