羽咋中学校の改築工事完了の竣工式が開催されました(平成27年度)

10月29日に羽咋中学校の改築工事完了の竣工式が、新設された体育館で行われました。生徒や地元町会、工事関係者ら計600人が出席し、設計から4年半の月日をかけて完成した新校舎の完成を祝いました。

式では、山辺市長が「新校舎は防災施設、教育施設としても完備され、最新の技術が取り入れられています。体育館棟については、これまで分散していた施設を集約しました。生徒各自への教育はもちろん、世代間、地域間の交流を促し、市全体の活性化にもつなげてほしい」と式辞を述べ、関係者に感謝しました。

全校生徒452人が校歌を合唱して新校舎の完成を喜び、吹奏学部部員が「ロマネスク」を演奏し、式に華を添えました。生徒を代表し、細川歩夢くん（2年）が「新校舎で学ぶ感謝と責任を生徒全員で自覚し、学校生活を充実したものにしていきたい」とお礼の言葉を述べました。

新校舎は、鉄筋コンクリート造り2階建ての校舎棟と同3階建ての体育館棟からなり、延べ床面積は1万3,232平方メートル。防災拠点施設としても非常に優れ、太陽光発電の災害時直接利用やプール水の飲料水化が可能となっています。また、建築環境総合性能評価システム（CASBEE）で最高評価のSランクにも認定されています。

余喜小・羽咋中の工事完了により、市内全小中学校の耐震化工事が完了したことになります。