里山の道

林道ってどんな役割をするの…？

• 効率的な林業経営
• 森林の適正な維持管理
• 山村の生活環境の改善
• 森林空間の総合的な利用

ちなみに羽咋市の林道は、昭和9年度から始まり、平成11年度の林道邑知線及び林道割石線の開設事業で一応の完成です。

路線数 11路線
総延長 21,990メートル
幅員4．0メートル未満 3,232メートル
4．0メートル以上 18,758メートル
舗装率 （アスファルト舗装） 38％
未舗装の林道でも16％
勾配部分はコンクリート舗装

 林道は舗装率も低く、人里離れた山林の中を走りますが、「羽咋にこんな所があったのか」と感嘆するほど素晴らしいところもあります。そこで、普通車で快適に走れる2路線を紹介します。

 1967年～1992年にかけて開設。全線アスファルト舗装。総延長4,634メートル。平均幅員4．0メートル。神子原ダムから北西へ市道を約3キロメートル登ったところが起点。碁石ヶ峰から鹿島町（小金森）、富山県（氷見市）に通じる。
 みどころとしては、山頂の碁石ヶ峰。駐車場・トイレ・遊歩道があり、森林浴を満喫できる。頂上から鹿島町側へ降りたところに最近風力発電施設ができ、そこから眺める景色はなかなかのもの。近くには鹿島少年自然の家やボート遊び・釣りができる池・キャンプ場がある。

 1985年～1990年にかけて開設。全線アスファルト舗装。
総延長3,640メートル。平均幅員4．0メートル。酒井町の酒井川沿いに国道159号線から約2キロメートル登ったところが起点。碁石ヶ峰付近の林道碁石線に通じる。
 中腹部分はかなりの勾配と道路湾曲があるが、眺めがいい場所が数カ所あり邑知平野を一望できる。