逃げ遅れゼロ!!自らの命は自ら守る!

更新日:2019年06月12日

水害・土砂災害の防災情報の伝え方が変わりました

令和元年台風第19号(令和元年東日本台風)では、1都12県309市区町村に大雨特別警報が発表され、国及び県管理河川において142箇所が決壊する等、同時多発的かつ広範囲に甚大な被害が発生した。

これら豪雨において、豪雨・浸水時の屋外移動中の被災、また高齢者等の被災が多く、住民の「自らの命は自らが守る」意識が十分であるとは言えない。

また、避難勧告で避難しない人が多い中で、避難勧告と避難指示(緊急)の両方があり、わかりにくいとの課題がある。このため、災対法を改正し、警戒レベル4の避難勧告と避難指示については「避難指示」に一本化することとする。

警戒レベル5を「緊急安全確保」とし、災害が発生・切迫し指定緊急避難場所等への立退き避難がかえって危険であると考えられる場合に直ちに安全確保を促すことができることとする。

これにより避難に関するガイドラインが見直しされ、令和3年5月20日から「警戒レベル4」で避難情報が発令された地域の人は「安全な場所に避難」となります。

テレビなどの気象情報にも注意して下さい。

警戒レベルに応じた気象情報や避難情報
警戒
レベル

防災気象情報
【気象庁等が発表】

※自己避難の判断材料

避難情報等
【市町村が発令】

※市が避難を促す情報

避難行動等
警戒
レベル
5
大雨特別警報
氾濫発生情報 など

緊急安全確保

既に災害が発生している状況です。
命を守るための最善の行動をとりましょう。
警戒
レベル
4

土砂災害警戒情報

高潮特別警報

高潮警報

氾濫危険情報 など

避難指示

 

速やかに避難先へ避難しましょう。
公的な避難場所への移動が困難な場合は、近くの安全な場所や建物内の高い場所へ避難しましょう。
警戒
レベル
3

大雨警報

洪水警報

高潮注意報

氾濫警戒情報 など

高齢者等避難

避難に時間を要する人(高齢者・障がいのある方・乳幼児等)は避難を開始しましょう。
その他の人は避難の準備を整えましょう。
警戒
レベル
2

大雨注意報
洪水注意報

高潮注意報

氾濫注意情報 など

- 避難に備え、自らの避難行動を確認しましょう。
警戒
レベル
1
早期注意情報 - 災害への心構えを高めましょう。

市町村が行う「避難情報の発令」や「指定避難所の開設」は、防災気象情報や現地の状況、今後の予測などを踏まえて判断しています。防災気象情報が発表されたとしても、必ずしも同時に避難情報が発令されたり、同じレベルの避難情報が発令されるわけではありません。
全員が同じ条件のもと暮らしているわけではございませんので、自らの命は自ら守る意識を持ち、防災気象情報を自己の避難判断材料としながら、適切な避難行動をとってください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

環境安全課地域防災係

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎2階
電話:0767-22-7176 ファクス:0767-22-0240

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