小学校・中学校の献立(令和6年5月)

更新日:2024年06月03日

5月1日(水曜日)

5月1日

白ごはん 牛乳 鶏肉のコーンフレーク焼き

のり酢あえ キャベツと油揚げのみそ汁

<規則正しい生活で体調を整えよう!>

新しい学年になって1ヶ月経ち、そろそろ疲れがでてくる頃です。疲れてくると体がだるい、頭が痛いなどの不調が起こりやすいです。早寝・早起き・朝ごはんを心がけて体調を整えましょう。また、給食はみなさんの体に必要な栄養がたっぷり含まれていて、ウイルスや細菌に打ち勝つ力『免疫力』を高めてくれます。給食を残さず食べて体をたくさん動かし、ばい菌をよせつけない丈夫な体をつくりましょう。連休もありますが、休みの日も規則正しい生活で元気に過ごしましょう!

5月2日(木曜日)

5月2日

わかめごはん 牛乳 ししゃもフライ 即席漬け

じゃがいものそぼろ煮

<『新じゃが』のおいしい季節です>

春に葉と茎が青いうちに収穫するじゃがいもは、『新じゃが』とよばれ、皮がうすく、水分が多いのが特徴です。じゃがいもは、体を動かすエネルギーになるでんぷんが主な栄養のいも類のなかでも、カリウム、ビタミンCが多く含まれています。旬の新じゃがは特に栄養価が高く、ビタミンCは4倍にもなります。じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため、火を通しても壊れにくいです。今日は、栄養たっぷりの新じゃがをそぼろ煮にしました。しっかり食べましょう。

5月7日(火曜日)

5月7日

ミルク食パン 牛乳 フルーツクリーム

ほうれん草オムレツ ミートボールとキャベツのスープ

<昔は薬草だった『キャベツ』>

『キャベツ』は地中海の沿岸で生まれ、古代ギリシャやローマ時代にはキャベツの原型のケールという野菜が栽培されていました。この頃からキャベツは胃を守るとされ、薬草として使われていました。日本には観賞用として江戸時代に伝わり、明治時代から洋食と一緒に食べるようになりました。キャベツは胃を守るだけでなく、ビタミンCが多いため、お肌をきれいにしたり、カゼを予防したりしてくれます。今の時期のキャベツは、やわらかくみずみずしいです。味わって食べましょう。

5月8日(水曜日)

5月8日

プルコギ丼 牛乳 えだまめシューマイ

豆腐とわかめの中華スープ

<ご飯がすすむ韓国料理☆『プルコギ』>

『プルコギ』は、韓国で昔から食べられている料理です。唐辛子を使った辛い料理が多いと思われがちな韓国ですが、実は辛くない料理もたくさんあります。その1つがプルコギです。豚肉を甘いしょうゆダレに漬けこんで、いろいろな野菜や春雨と一緒に焼きます。本場韓国では、真ん中が盛り上がった鍋で肉を焼いて、鍋のふちに流れたタレで野菜を煮て食べます。給食では、タレに漬けた豚肉と野菜を一緒に炒めました。甘辛い味でもりもりごはんが食べられます。

5月9日(木曜日)

5月9日

白ごはん 牛乳 豚肉のみそ粕漬け

しらすのおひたし かきたま汁 豆乳プリン

<小さくても栄養満点!『しらす干し』>

『しらす』とは、元々ウナギやニシン、イワシなどの魚の稚魚のよび名で、透き通った体の小さな魚を指していました。現在では、主にカタクチイワシの稚魚をゆでて干したものを『しらす干し』とよんでいます。魚を丸ごと食べるしらす干しは、カルシウムがたっぷりで、歯や骨を強くしてくれます。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDもたくさん含まれています。今日は、小松菜やキャベツとカルシウムたっぷりのおひたしにしました。しっかり食べましょう。

5月10日(金曜日)

5月10日

チキンライス 牛乳 豆腐と野菜のナゲット

野菜とツナの彩りサラダ 小松菜のスープ

<『 小松菜 』はどこで生まれた?>

『小松菜』と聞いて、『石川県の小松市で生まれた野菜なのでは?』と思うかもしれません。しかし、小松は小松でも、東京の『小松川』という町で昔から育てられていたことから、この名前がつきました。見た目はほうれん草に似ていますが、ほうれん草よりもカルシウムが多いのが特徴です。しっかり食べると、骨や歯を強くしてくれたり、心臓など体のさまざまな働きをスムーズにしたり、気持ちを落ち着かせたりしてくれます。今日はスープに入れました。汁も残さず飲みましょう。

5月13日(月曜日)

5月13日

白ごはん 牛乳 きびなごのサクサク揚げ

バンサンスー 厚揚げの中華煮

<まるごと食べてみよう!『 きびなご 』>

『きびなご』は、体長10センチほどの小さな魚で、銀色に輝く体の真ん中に青色の帯のような模様が走っています。昔から食べている鹿児島県では、帯のことを『きび』、魚のことを『なご』とよぶことから、この名前がついたそうです。5月からおいしい旬をむかえるきびなごは、血液をサラサラにするEPAや、記憶力を高めるDHAという脂肪酸を多く含むので、最近では健康食品としても注目されています。今日は、衣をつけて油で揚げました。旬の味を食べてみましょう。

5月14日(火曜日)

5月14日

米粉パン 牛乳 鶏肉のマーマレード焼き

グリーンサラダ クラムチャウダー

<貝のうまみたっぷり!『 クラムチャウダー 』>

『クラムチャウダー』は、はまぐりやあさりなどの貝類と色とりどりの野菜を使った具だくさんのスープです。『クラム』は英語で『二枚貝』、『チャウダー』はフランス語で『大きな鍋』という意味があり、煮込み料理を表す言葉として使われます。今から400年ほど前に、アメリカに上陸した人々が貝をとって料理したのが始まりと言われています。その後、牧畜が始まり、牛乳や乳製品を入れるようになりました。今では、アメリカ東海岸の名物料理となっています。

5月15日(水曜日)

5月15日

白ごはん 牛乳 千草焼き 大根なます

き焼き風煮 ひとくちチーズ

<自然の力で生まれた『チーズ』>

『チーズ』は何から作られているか知っていますか?給食に毎日ついてくる『牛乳』からチーズは作られます。今から6000年前のこと、羊の胃で作った袋に牛乳をいれておいたところ、酵素が働いて自然に牛乳が固まり、チーズができたそうです。ヨーロッパでは食生活に深く根付いていて、日本の漬け物のように身近な食べ物です。牛乳の栄養がギュッとつまっていて、筋肉や血を作るたんぱく質が牛乳の7倍、骨や歯を作るカルシウムが牛乳の6倍もあります。

5月16日(木曜日)

5月16日

白ごはん 牛乳 ふくらぎのしょうがみそがらめ

小松菜とささみのあえもの

豆腐となめこのすまし汁

<ぬめりには理由があります『なめこ』>

『なめこ』は、きのこの中でもぬめりが多いことが特徴です。このぬめりで乾燥や寒さから身を守っているのです。そして、人間にとっても役に立つパワーを持っています。ぬめりには、ペクチンという成分が含まれています。ペクチンはおなかの調子を整えてくれます。また、なめこにはガンを抑える働きもあることがわかっています。食感が苦手な人もまずはひと口食べてみましょう。

5月17日(金曜日)

5月17日

大豆のキーマカレー 牛乳

海藻と野菜のサラダ

グレープフルーツ

<『 グレープフルーツ 』を食べてみよう!>

『グレープフルーツ』はカリブ海に浮かぶ島で生まれ、今ではアメリカでたくさん育てられています。オレンジやみかんと同じ仲間ですが、木に実をつけている様子がぶどうのような姿になることから、名前にぶどうという意味の『グレープ』がついたそうです。ビタミンCがたくさん含まれているので、体を強くしたり、たまった疲れをとったりしてくれます。香りがとてもよく、食欲がわいてきます。気分をさわやかにしてくれ、心も元気になりますね。

5月20日(月曜日)

5月20日

白ごはん 牛乳 揚げぎょうざ

春雨とひじきの酢の物 八宝菜

<宝物がいっぱい?!『八宝菜』>

『八宝菜』はその昔、中国の宮廷の料理人が作ったと言われています。あまった材料を炒め煮にして、自分たちで食べていました。その料理がおいしいと評判になり、お后様の耳にも入りました。この料理を食べたお后様は『たくさんの宝を集めて作ったようにおいしい』と言ったことから、八宝菜と名付けられました。中国語で『八』は、『たくさんの』という意味があります。肉や魚介と野菜も入った八宝菜は、成長期に必要な栄養がたっぷりで、まさに宝物のようですね。

5月21日(火曜日)

5月21日

ミルクロール 牛乳 ボロニアカツ

大根とツナのサラダ ポークビーンズ

<アメリカの家庭料理『ポークビーンズ』>

『ポークビーンズ』はアメリカの家庭料理ですが、おとなりのメキシコがいんげん豆の産地だったことから生まれました。1600年代にスペインからやって来た人々が、メキシコからアメリカへと北上し、スペインとアメリカの原住民の料理が混ざってできた料理といわれています。豚肉と白いんげん豆を入れることが多いですが、豆の種類や使うスパイスを変えるなど、家庭ごとの味があります。給食では、豚肉と石川県産の大豆を入れて煮込みました。具だくさんで栄養満点です。

5月22日(水曜日)

5月22日

白ごはん 牛乳 照り焼きハンバーグ

ごぼうサラダ キャベツと油揚げのみそ汁

<『ごぼう』を食べておなかスッキリ!>

『ごぼう』は、きんぴらやサラダ、みそ汁などでおなじみの野菜ですが、日本と韓国以外ではほとんど食べられていません。外国の人たちには、木の根っこに見えるそうです。ごぼうの種が平安時代に中国から薬として伝わりましたが、日本人は根の方を食べていました。江戸時代には品種改良され、大きく長いごぼうが日本各地で作られるようになりました。ごぼうには、おなかの中をそうじしてくれる食物せんいがたっぷり含まれていて、最近は健康に良いと外国でも見直されています。

5月23日(木曜日)

5月23日

白ごはん 牛乳 豚肉の米粉から揚げ

チンゲンサイのおかかあえ 五月汁

ヨーグルト

<『五月汁』ってどんな料理かな?>

『五月汁』は、今のように機械がなく、稲を1本1本手で植えていた旧暦の5月に食べられていた汁物です。ふきやわかめ、たけのこやそら豆など、この時期に旬のものを入れて作ります。旬の食べ物は、おいしくて栄養もたっぷりです。田植えで疲れた体をいやしてくれ、次の仕事へむかう元気をあたえてくれます。今日は、今が旬のじゃがいもやたけのこ、わかめを入れて作りました。五月汁をしっかり食べて、午後からも元気に過ごしましょう。

5月24日(金曜日)

5月24日

そぼろごはん 牛乳 いわしのしょうが煮

ブロッコリーの磯マヨネーズあえ

豆腐とわかめのみそ汁

<いろんな料理に合います『そぼろ』>

『そぼろ』は、魚やえび、ひき肉などをゆでたり炒めたりして細かくほぐし、味付けしたものです。お家でそぼろをぽろぽろに仕上げるには、少しコツがいります。まず加熱する前に調味料とひき肉をよく混ぜます。鍋を火にかけたら4~5本の箸で混ぜるとダマになりにくく、きれいに仕上がります。肉や卵のそぼろをのせたそぼろ丼、大根やかぼちゃと煮たそぼろ煮など、いろいろな食材と相性がよく料理をおいしくしてくれます。ぜひお家の人と一緒に作ってみてください。

5月27日(月曜日)

5月27日

白ごはん 牛乳 あじフライ

小松菜とひじきのごまマヨあえ 具だくさん汁

<『あじ』のおいしい季節です>

『あじ』の種類は150種類以上あると言われていますが、日本でとれるのは主に『まあじ』です。日本では一年中とれますが、旬は初夏の5月~7月です。日本の周りの海は栄養分が豊富で、脂がのったあじがとれます。『味がよい』ことからあじと名付けられたと言われ、日本人は古くから食べてきました。名前の由来どおり刺身や焼き魚、フライなど、どの調理法でもおいしく食べられます。たんぱく質だけでなく、カルシウムやビタミンDも多く、骨や歯を丈夫にしてくれます。

5月28日(火曜日)

5月28日

バターロール 牛乳 ラザニア カラフルサラダ

チンゲンサイともやしのスープ りんごのムース

<愛情たっぷり💛『ラザニア』>

 『ラザニア』は、イタリアに古くからある料理です。ミートソースとホワイトソース、シート状にうすく伸ばしたパスタ生地、チーズを順番に重ねて、オーブンでこんがりと焼いて作ります。古代ローマ人が『ラサヌム』という浅い鍋を使ってパスタ料理を作っていたことから、ラザニアと名付けられたそうです。調理場では、重ねて焼くのは難しいので、リボン型のパスタをミートソースに混ぜて、チーズをのせて焼きました。調理員さんの愛情こめたラザニアを残さず食べましょう。

5月29日(水曜日)

5月29日

白ごはん 牛乳 ポークコロッケ

野菜たっぷり塩こうじ炒め

白菜と油揚げのみそ汁

<古くから伝わる『塩こうじ』>

 『塩こうじ』は、日本で古くから使われている調味料の一つです。塩と米こうじ、水だけで作られていますが、こうじ菌の働きによって、肉や魚を漬けこむだけでうま味が増して身がとってもやわらかくなります。また、野菜を漬けて漬物にしたり、あえたりしても、塩こうじのうま味や甘みが加わっておいしくなります。塩こうじには、ビタミンB群が多く含まれ、疲れをとったり脳の働きを活発にしてくれます。今日は、たくさんの野菜を塩こうじで炒めました。残さず食べましょう。

5月30日(木曜日)

5月30日

白ごはん 牛乳 野菜肉だんご

切り干し大根のごまあえ 豆腐とごぼうのみそ汁

日向夏ゼリー

<『日向夏』ってどんな果物かな?>

『日向夏』は、宮崎県特産のかんきつ類です。みかんよりやや大きく、皮はレモンのような色です。江戸時代の終わり頃に発見され、偶然できた品種と言われています。日向夏は他のかんきつ類と違い、果肉の周りの白いふかふかの部分も一緒に食べます。甘みのある白い部分とさわやかな酸味の果肉で、日向夏ならではのおいしさがあります。今日は、日向夏の果汁を使ったゼリーをつけました。少し暑くなってきた今の季節にぴったりのさわやかさです。

5月31日(金曜日)

5月31日

白ごはん 牛乳 ソースチキンカツ

ブロッコリーのおかかマヨサラダ 打ち豆汁

<福井県の味を食べてみよう!>

今日は、おとなりの福井県をテーマにした献立です。福井県は海と山に囲まれた豊かな自然があり、日本では数少ない恐竜の化石が発掘される県です。福井県でカツ丼と言えば『ソースカツ丼』です。大正時代に福井市の洋食店で考案され、福井県民のソウルフードとなっています。『打ち豆』は、水につけた大豆をつぶして乾燥させたものです。雪深い冬の間の保存食として食べられてきました。手軽に大豆の栄養をとることができるので、汁物や酢の物などいろいろな料理に使います。

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育課

〒925-8501
石川県羽咋市旭町ア200番地 庁舎4階
電話:0767-22-7131 ファクス:0767-22-7132

メールでのお問合わせはこちら