鵜様不在の神事、「来年は平穏な年に」(平成29年度)
更新日:2019年01月10日
~伝統の“鵜祭”、来年の捕獲に期待~
鵜捕部3人が参列のもと、鵜様不在で神事が執り行われました
玉串をささげる鵜捕部
三井孝秀権宮司が鵜を捕獲できなかった旨の報告を行いました
毎年12月16日未明に開催され、神の使いとされる鵜の動きで来年の吉凶を占う“鵜祭” (国重要無形民俗文化財)。今年は、鵜が捕獲できなかったため、前日15日に気多大社の拝殿で、その旨の報告会と鵜様不在の神事が執り行われました。
三井孝秀権宮司は「来年は鵜が捕れるように願っています」と話し、新年の吉凶については、「過去を振り返ると、新年が良い年もしくは悪い年になる場合は、鵜を捕獲でき、鵜祭で占っているので、来年は平穏な年になるのではないか」と申し添えました。
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