大関に羽咋市島出町の北村達也さん【唐戸山神事相撲】(平成29年度)

更新日:2019年01月10日

神事相撲沸く、地元から12年ぶり最高位の座

かがり火の中の取組は見応え十分

かがり火の中の取組は見応え十分

神事太鼓が花を添える

神事太鼓が花を添える

仲間に担がれ、大関の座の獲得を喜ぶ2人(左が北村さん、右が向さん)

仲間に担がれ、大関の座の獲得を喜ぶ2人(左が北村さん、右が向さん)

9月25日、2千年の歴史があると伝わる県無形民俗文化財の唐戸山神事相撲が、唐戸山相撲場で行われました。 唐戸山神事相撲では、「東」「西」ではなく、羽咋市の邑知潟を中心に、加賀・越中方面を「上山」(かみやま)、能登方面を「下山」(しもやま)と呼び、双方の出身力士が“水なし、塩なし、まったなし”の伝統作法により、大関が決まるまで力闘を繰り広げます。

今年は、加越能3州の約100人が土俵上で熱戦を展開。神事相撲では、かがり火がたかれ、大関を決する“奥弓”の結びの一番では、羽咋市島出町の北村達也さんと七尾市中島町の向正樹さんが習わしどおり両者同体で引き分けとなり、2人とも新大関の座を獲得しました。

なお、地元羽咋市からの大関獲得者は12年ぶりとなりました。

戦勝報告のため、2人は仲間に担がれ、祭神である岩衝別命(いわつくわけのみこと)が待つ羽咋神社へ向かいました。

その他の各部門別優勝者は次のとおり。

  1. 協賛相撲

(1)小決勝:岩本修和(津幡南中)、中決勝:篠田裕之(金沢市犀生中・羽咋市大川町)、十人弓:篠田宏介(金沢学院高・羽咋市大川町)、トーナメント決勝:干場伸介(金市工)

  1. 神事相撲

(1)前弓関:平輝夫(羽咋市上白瀬町)、中弓関:石坂肇(七尾市)

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