高田昌信さん(土橋町)の水田で献穀米の御田植式(平成29年度)
更新日:2019年01月10日
5人の早乙女が豊作願い、心を込めて
5人の早乙女が丁寧に早苗を植える
謝辞を述べる高田昌信さん
早乙女を務めたメンバー
5月26日、土橋町の高田昌信さんの水田で宮中新嘗祭献穀田御田植式(きゅうちゅうにいなめさいけんこくでんおたうえしき)が執り行われました。
新嘗祭は、11月23日に宮中で開かれ、天皇が新米を天地の神に供え食する祭事。新嘗祭で供えられる新米は、石川県では、毎年、加賀地区、能登地区のそれぞれ1カ所ずつから献穀田として選ばれた水田から収穫し、献納されたものになります。羽咋市にある水田が献穀田に選ばれたのは、8年ぶりとなりました。
式では、山辺市長が「農業に携わる人にとって最高の名誉であり、市としても大変光栄なこと。?田さんは、自然栽培やエコ栽培などの環境循環型農業に積極的に取り組んでおり、地域農業の担い手としての役割も果たしていただいている。どうか、実りの多い秋を迎えてもらいたい」と感謝の言葉を述べ、谷本知事らも祝辞を贈りました。
高田さんは「献穀できることは、身に余る光栄。今後は、献穀田の管理に細心の注意を払い、精魂込めて栽培していきたい。実りの秋には、抜穂式(ぬきほ【稲刈りを意味する】しき)を執り行い、再び、皆さまとお祝いできれば」と喜びの言葉を述べました。
紺の絣(かすり)に赤いたすきと前掛け姿の5人の早乙女(12~26歳)が、古式にのっとり一株一株丁寧に田植えを行い、谷本知事、山辺市長をはじめ、県議や市議、JAや町会関係者など約100人がその様子を見守りました。
秋には、高田さんの水田約60アールから収穫された献穀米5合分が、皇居で執り行われる献穀献納式(10月下旬予定)で献納されることになります。
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